11月22日〜24日 宮之浦岳
コース  淀川登山口〜淀川小屋〜花ノ江河〜山頂〜花ノ江河〜淀川小屋 〜登山口


                宮之浦岳登山口にて                                     花ノ江河にて    

   今回は100名山最南端の宮之浦岳に登る。今回も登山口までの公共交通機関がないのでツアーとなってしまった。屋久島は全島山の島で、平野は海岸に沿ってわずかしかない。登山の11月25日は朝5:00にホテルを出発、バスの中で用意された朝食を食べる。登山口に6:30につくと準備運動をして、6:45に出発した。東京よりはるか西にあるせいかまだ薄暗い。出発する時はさすがに寒かったが、途中の淀川小屋ではすでに半そでシャツ1枚になる。山頂に豆腐の輪切りのような岩がある高盤岳を左手に見て、湿原の小花ノ江河・花ノ江河を通り過ぎる頃は日も出てきて大変暖かくなってきた。投石平は巨大な岩がごろごろしている。投石平からは両側にヤクザサのある比較的平坦な道を進む。やがて遠くに山頂が見える。この付近に来ると勾配もさらに緩やかになる。山頂には11:15につく。迷わずに誰でも登れるコースだ。山頂からすぐ目の前に永田岳が見える。雲の間からは海の向こうに口の永良部島が見える。山頂直下で昼食をすると、今日はホテルに戻らず、宮之浦岳を超えて高塚小屋に泊まり、明日縄文杉をめざすグループが重い荷物を担いで登ってきた。しかもみな高年齢の人ばかりだ。今回のグループは5人だが皆歩きなれた人ばかりで、帰りも順調で、登山口には4:15に下りる。

           宮之浦岳山頂をめざして                          宮之浦岳山頂にて