鍋割山・塔ノ岳
コース  渋沢ー大倉(9:15)〜鍋割山(11:40〜12:30)〜塔ノ岳(1:30〜1:45)〜大倉(3:50)ー渋沢

鍋割山山頂

鍋割山荘名物鍋焼きうどん

塔ノ岳山頂

バス停大倉から鍋割山を目指し、鹿の柵に沿った、なだらかでくねくねと曲がる道を進む。冬だというのに、沢には多くの水が集まり、流れる水量も多い。丹沢の保有水量が多い事がわかる。やがてミズヒ沢を過ぎると、道は急な登りになり、30分ほどで後沢乗越に出る。ここからは尾根道だ暑くて、ドラロンの下着1枚だけになる。ゆったりだが、延々と登りが続く。やがて道が右に少し曲がると、富士山が左手に見えてくる。雲ひとつなく展望は好い。鍋割山頂に着き、早速楽しみにした鍋焼きうどんを注文する。今年2月に来たとき、偶然同じ社の職員とばったり会って、ここの名物だと知った。通年メニューとしているが、やはり鍋焼きうどんは冬の食物だ。値段は900円(街中でもこれくらいは取られる)、高いと思うか安いと思うかは味わってから評価してみてください。やや薄味だが、具は豊富だ。ただ、残念だったのは、七味唐辛子はいくらかけてもピリッとこなかった。鍋割からはしばらくは、登ったり、下ったりの連続。しかし、塔ノ岳の最後の登りはきつかった。若い人のグループが、前を歩いていて一人だけ遅れ気味の人がいた。気にしないで自分のペースで登りなさい、そうしないと君が山を嫌いになってしまうから、と言ってあげれば好かった・・・・。山の登るペースは人によって違うもの。山登りは自分のペース(休まないで登っても大丈夫なペース)を早く掴むことがコツだ。塔ノ岳まで来るとさすが、丹沢表尾根の中核の山だけあって、多くの登山客がいる。
   今日はここから下ることにする。花立山荘からは急な下りが続く。10年ほど前に登った時と比べて、階段の木材が磨り減ってきている。階段が終わったら、今度は大きな石がごろごろしている道が続く。登りの道と比べて、歩きにくい道と感じた。それにしても、山小屋が多い。小屋の営業も大変だなと感じる。舗装の道に出たら、バス停まではすぐだった。

年月日別