11月26日(土)御荷鉾山・赤久縄山  
コース  林道登山口〜東御荷鉾山〜投げ石峠〜西御荷鉾山〜林道登山口〜オドケ山登山口〜オドケ山(往復)〜赤久縄山北登山口〜赤久縄山〜赤久縄山東登山口

 今回もまたまたバスツアーになってしまった。5年ほど前変わった名前のこの山(御荷鉾山)を見つけ、一度登ってみたいと思い、職場のワンダーフォーゲル部に企画を持ちこんだが、結局誰一人として同意するものはなく、断念したいきさつがあり、今回のツアーを見つけ申し込んだ。この山はバス等の交通手段が不便で一泊しなければ行けなかったが、来てみれば林道が整備されており、四山とも林道で結ばれていて、登っては林道に出る繰り返しで、バスか車でこないと林道歩きが多くていやになってしまいそうだ。
 新宿駅前を7:30に出たが、関越は鶴が島付近は渋滞がひどかったが、渋滞がなくなったあたりから左に見えてくる。本庄児玉ICを下りたのは9:40になっていた。さらに道の駅で最後のトイレ休憩をして、299号線の下久保ダム付近から林道に入るが、林道は狭く、すれ違いできる場所も数少ない。登り詰めるとやや道幅は広くなり、やがて、近づくほど三角形の山頂がとがってすくっとそびえている東御荷鉾山の姿が見える。
 登山口に着いたのは11:15になっていた。身支度をし、準備運動をして出発したのは11:30になった。12:00には稜線にでて5分ほど休憩を取り、軽くお腹にものをつめる。東御荷鉾山頂には12:30につくが、山頂は狭く24人の団体ではゆっくりと休めるスペースもない。

 記念写真を撮ってすぐ出発。下って投げ石峠の林道に1:10に出て、すぐ今度は西御荷鉾山登山口に入り、登っていく。西御荷鉾山頂には1:50に着くが、やれやれ昼食と思ったが、なんと15分後の2:05に出発するという。

 記念写真を撮り、昨日バス停の寿司屋で買ってきた寿司の詰め合わせの昼食を摂る。高さ3mほどの剣を持つ不動明王の石像がある。ここからは両神山や北にはかすかに妙義山が見えた。ここからまた下って、バスの待つ林道に出る。
 15分ほど移動してから、オドケ山という小さなピークに登る。樹木の間から西と東の御荷鉾山がそろって望める。さらにまた、バスに戻り、今度は30分ほど林道を走り、大きな鉄塔の下をくぐり、赤久縄山北登山口でバスを降り、今日最後の山になる赤久縄山をめざす。すでに4:00を回り、あたりは薄暗くなり始めている。一人だとややさびしくなってくるが、こんなに大勢だと少しも感じてこないから不思議だ。山頂には20分ほどで着く。

西と東の御荷鉾山
両神山 
 両神山もやや近づいて見えるが、すでに両御荷鉾山はかすんでいる。山頂からは東登山口に降り、先ほどの鉄塔のすぐ下にバスは待っていた。バスに乗り込んで走り始めるとあたりは暗くなり始め、行きに通ってきた登山口もすでにわからなくなってきていた。新宿駅前には8:30に着く。四山登れたとはいえ、中身が濃いと言うか、せわしい山行きだった。