11月14日(火)  御座山(2112m)(おぐらやま)  バスツアー
コース   八王子(7:25)ー白岩登山口1460m(11:00〜11:20)〜見晴台(12:30〜12:40)〜             前衛峰(1:20 〜1:30)〜山頂(2:00〜2:30)〜前衛峰〜見晴台(3:20〜3:30)〜白             岩登山口(4:20〜4:40)ー八王子(8:50)

   御座山は200名山で標高もあり、他のツアーを見ても夜行日帰りが多いが、今回のA社だけは八王子出発の日帰りのコースを設定している。しかし平日なので何とかやりくりして休暇をもらい、今回行ってきた。
  天気は曇りの予報それでも何とか雨は降らないようだ。朝1番のバスに乗って八王子には7:10に着く。集合が良いのか、バスは予定より5分早く出発した。所が、市内と中央高速の集中工事のため渋滞があり、結局昼食もバスの中で食べる始末。紅葉も141号線沿いはきれいだったが、小海駅から462号線にはいると、どんどん冬枯れの色になってきた。バスの終点白岩からさらにすれ違いできないような細い道をあがっていくと、説明にもあった高原野菜畑が見えてきたが、この季節は誰も見かけない。ようやく行き止まりの駐車場付近で2〜3人の人が収穫やら、あるいはできすぎた野菜をトラクタで踏み潰し作業をやっていた。
  準備体操を済ませ、出発したのは11:20になっていた。ゆったりとした上り坂を登るが、なかなか急になってこない。尾根をトラバースする道なので、尾根との位置により風が強くなったり穏やかになったりする。歩き始めて30分を過ぎたあたりから、ようやく、やや急な道になる。右に進行方向が変わると後はジグザグの道が続き、見晴台に着く直前には急な岩場の所が1ヶ所あり、北方向に180度展望が開く見晴台に着く。空には雨雲が立ち込め、展望はいま少しだ。晴れていれば北アルプスや槍ヶ岳が見えると言う説明もむなしく聞こえる。
   ここからは登りも緩くなるが、40分ほどで1992mの前衛峰に着く。

山頂が正面に見えるが、樹木に覆われ、360度の展望があるのかと疑問に思う。ここからは50mほど下り、最後の登りに掛る。登るにつれ、空はどんどん暗くなって来る。山頂には2:00少し前に着く。避難小屋は新しくきれいだ。山頂の標識があるところまで岩の道を歩き、どんどん展望が良くなる。山頂からは近くに男山天狗山、やや遠くの北に妙義、両神、南に金峰山、遠くには上州武尊が見えた。八ヶ岳は残念ながらしっかり雲の中だった。避難小屋のそばにある寒暖計は4〜5℃をさしていた。
山頂
山頂から男山天狗山
山頂から金峰山
山頂から妙義山
山頂から見たふもとの紅葉
  山頂で30分程休憩したが、さて、下るコースについて、事前の案内では山口登山口に下る予定になっていたが、渋滞で出発時間が遅れたので、時間がかかる山口登山口ではなく、登ってきた白石登山口に下りますとの説明があった。残念だが、従うしかない。行きのバス車内で参加者に持ち物を尋ねた時、ランプを持ってこなかった人が7人いたのも決断に影響したのかもしれない。
 下りはスムーズで、登山口には4:20に着く。クールダウンを済ませ、4:30過ぎには出発する。ツアーコンダクターが入浴の希望をつのったが、ほとんどの人が希望しないとの意見で結局早く帰れると思っていた。所が、バスは途中の標識を見落として左折(直進?)したらしく、ウトウト寝てしまっていたら、鹿が出たとの声で目を覚ましていたら、しばらくして道は行き止まりになっていた。運転手がすみませんとの声でUターンをして引き返し始めた。引き返し始めても、しばらくは道路に中央線もないし、真暗い中、くねくねと曲がる道を走る。眠さもいつのまにか飛んでいた。ざわざわとバスの中も不安の声が広がった。戻り始めてようやく10分ほどで、蛍光灯の照明があらわれ、やがて民家が見えたときはホッと安堵の声が広がった。バスがすれ違い、行き先を見て、地図で間違って入った道がわかった。結局元の道に戻るまで約1時間の時間を要した。
   国道141号線には行ってしばらくして、コンビニで飲み物を買い、いい気持ちになって寝たが、帰りも中央高速は相模湖から先が工事渋滞で100分ほどかかるとの表示で下に下りたので、八王子駅に着いたのは、9時少し前になっていた。自宅には10:40に着く。

感想・書込みはこちらから