12月12日富士見山1640m
コース 新宿ー平須登山口〜平須分岐〜富士見山奥ノ院峰(1630m)〜山頂(1640m)〜平須分岐〜登山口ー新宿

 富士見山は以前山渓のアルペンガイド別冊1992年版「東京周辺の山350」で御殿山とセットで、夜行日帰りの山として紹介されているのを見て、いまや夜行日帰りで関東周辺の山へ行く人はいないが、1泊2日で行きたいと思っていたが、財政事情が大きく後退した上、日帰りツアーで富士見山のコースがあることがわかり、いまさら、いつまでも夢を追っていてもしょうがないと思いバスツアーに申し込む。一方、御殿山は少なくとも、アルプスエンター、毎日、アミューズを見る限り、設定はない。また、1年ほど前に買っておいた、25000分の1の地図を見ると、平須登山口から登るとあるが、地図にはそれらしい登山道は描かれていない。
 新宿駅に集合してから最初の休憩場所で、ツアーリーダーが持っていた25000分の1の地図を見せてもらい、書き写す。天気は、当日は曇りの予報であったが、高速で笹子トンネルを抜けると南アルプスが正面に見えた。が、甲府盆地に入ると、霧が出ていて、視界も非常に悪かった。が、登山口についてみると、雲ひとつないいい天気になっていた。しかし甲府盆地に入ると霧が急に出てきて、南アルプスICの出口まで真っ白の中を走る。
 登山口には10:20に着き、身支度を整え、各自準備体操をして、出発する。登っていると暑くなり、冬用のジャケットを脱いで、さらに長袖も脱ぎ、半そでシャツ1枚になる。半そでシャツは現在4枚あるが、今日着てきたオレンジは一番暖かく、寒さが気にならない。しかし、稜線に出ると風が出てきて、でている腕が少し寒くなった。それでも半そでのままで山頂まで登ってしまう。登山道はくねくねと曲がり勾配のきついところもあまりなく、また50mごとに高さを示す標識もあり、ペースをつかみやすい。

行きの中央高速で甲府盆地を覆っていた霧が12時過ぎまでかかっていたのが登山道から見えた。

途中1300m付近でぶなの巨木がある。

やがて、平須分岐点にでると右のからの御殿山、十谷峠、源氏山への道と出会う。
 通称の山頂奥ノ院峰には1:20に着く。

山の名の通り、富士山の展望がすばらしい。また、南アルプスの山々が近くに見える。



今日は健脚の人が多く、本当の山頂に行きたがっていて、ツアーリーダーが確認しても、奥ノ院峰には誰も留まる人はいない。約20分で1640mの名実共の山頂に着く。が、こちらのほうが樹があって、展望が悪い。

2:00に山頂を離れ、またもと来た道を下山する。くだりは団体としては、結構早いペースで、4:10に登山口に着いた。帰りは途中コンビニに寄っただけで、新宿に7:30に戻る。今回は結構疲れ、翌々日まで疲れが残っていた。
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