5月27日(日) 子持山1296m
コース 沼田駅(10:03)ー子持山登山口(10:15)〜子持山(12:10〜1:20)〜獅子岩(2:00〜2:10)〜子持神社(3:20)ー渋川駅(3:45〜4:14)

 今回は外山君に1週間ほど前メールで案内を送っておいたら、、5日前になって27日ならOKとの連絡があり、2人で行ってきた。前日の土曜日はからっと晴れいい天気だったが、日曜日になったら、晴れてはいるが、曇が薄く広がり、山の展望はあまり期待できないようだ。子持山は交通の便が不便の上、バスツアーは縦走でなくつまらない。
   新宿で7:08発の電車で待ち合わせ、久しぶり(今年2月)で話が弾んだので、赤羽駅であわてて乗換えた。高崎で乗換え、沼田駅には10時過ぎに着く。バス便は不便なので、駅前のタクシー乗り場でタクシーに乗り、寺尾バス停まで行く。ついたら、タクシーの運ちゃんが、この先の子持山分岐点まですぐですがいきますか?とのことなので、行ってもらうことにする。バス停からは2ふんほどで子持山の標識があり、タクシーを降りる。舗装された緩い登りを進む。民家もあり、のどかな風景の中を歩く。30分ほど歩き、右に進むとくねくねした道になり、やがて、小峠につく。小峠はT字路になっており、簡略した地図もあって、左の土の道が子持山への道だ。5分ほど休憩し、汗を吹く。登山者には誰もいない、静かな道だ。
   小峠を出発して5〜6分で、右方向へ急に階段の道になり、一気に高度さを稼ぐ。ようやく山道らしくなってきた。登りきってから、ようやく下の方の町が眺められる高さになる。階段が終わってからは緩やかになったっリ、階段があったりと、変化がある。標高1200mほどの所で先ほどの林道に出た所に、山頂まで800m40分の標識がある。40分は少し大げさだ。そこからは登りが続き、階段が連続し登りきると、左に向きを変え、すぐ子持山山頂に着く。



   山頂はすでに先着組が15人ほどいて、昼食の真っ最中でにぎやかだ。ここの山頂は広くなく、それでもなんとか荷物をおろす場所を確保し、ラーメンづくりを始める。今日は打合せもしていないのに、昼食のメニューは同じだ。丁度昨日スーパーで買ってきたざる代わりの網が役に立った。麺のゆで汁も再使用して、山の環境への影響を少なくする。天気は少し良くなったようで、周りの山の霧もなくなったが、遠くの山は赤城榛名程度しか見えないのが少し残念だ。今日は時間はたっぷりあるので、食後ものんびりする。なにしろ、下にタクシーを待たしてあるなんざ、めったにできない贅沢な山登りだ!団体さんがいなくなって、静かになった山頂もまた良いものだが、花が少ないのがやや残念だ。山頂の南側から獅子岩らしき岩が見えた。
   1:20に下山を始める。南側の下りは北側と違って、岩のある急な道だ。木をつかみながら、確実に高度を下げる。柳木ヶ峰は地図にあるが、標識もなく、ここで獅子岩へ左方向へ進む。

  5分ほど歩いて、獅子岩の標識から右方向へ登りにかかるが、また一旦下に向かう。まっすぐ進んでしまい、獅子岩手前の岩の上で道がなくなり、引き返す。
最後は両側が鎖の金属階段と2本の鎖を使って岩に足をかけて、岩の最上部にでる。


 さすがに眺めは良く、稜線も良く見えるが、端部は垂直の崖で、下を覗くと足がすくむ。獅子岩からしばらく下ると、やがてなだらか下りになり、6号橋、7号橋の標識が出てくる。7号橋方向に向かい、屏風岩を見に行く。屏風岩は玄武岩が剥離し、垂直の壁状態になった岩で、見るとハーケンとロープが所々のこっており、昔は岩登をしたようだ。

 7号橋のすぐ近くの階段の突き当たり、大岩のすぐ下には鳥居と子持神社奥社があった。ここからは舗装された道を子持神社まで下る。子持神社には予約の10分前の3:20につくとすでに待っていたので、乗込む。渋川駅までは予約したとき聞いた料金より安かった。田舎の人は正直で良いな。渋川発4:14の電車で高崎で乗換え、我が家に8時過ぎにつく。
費用
登戸〜沼田2760円 沼田〜登山口600円(割勘)子持神社〜渋川1800円(割勘)
渋川〜溝ノ口2420円 合計7580円