6月14日(土)甘利山・千頭星山・御所山
コース 新宿―甘利山駐車場(1672m)〜甘利山(1745)〜奥甘利山(1873)〜千頭星山(2139)〜御所山(1892)〜青木鉱泉(約1000m)ー新宿

 今回も公共交通機関が不便なのでバスツアーだ。天気予報は当初よくなかったが、4〜日前から好転して、2〜3日前には晴れマークが出てきた。10日ほど前に申し込んだ時は、申込者が少なく催行が危ぶまれたが、3日前になって、催行が決定したとのファックスが届いた。当日は予定通り6:50に新宿を出発する。私が最終の集合者であった。このコースはアミューズや毎日旅行もあるが、御所山まで縦走するのはアルプスだけなので申し込んだ。今回のコースは昭文社の山の地図では接続部になっており、見にくい。
 中央高速を韮崎で降り、林道を甘利山駐車場に向かう。途中歩いている人を見かけたが、バス停からコースタイムで4時間半かかる。途中地図には椹池という池があるが、バスからは見えなかった。駐車場には9:40に着く。すでに、たくさんの車が止まっている。テントが張られた出店もあり賑やかな駐車場だ。荷造りをして10:00に出発する。

 ゆるやかな階段を登っていくとすぐにレンゲツツジの咲く展望台に出る。韮崎市街や笛吹川の展望がよい。白いシナノキ(?)も満開だ。

写真を撮ってからは甘利山に向かう。なだらかな階段の道を進み、木道も一部整備されている。山頂もなだらかで、展望がいい。

ただ、ツツジが全山埋め尽くす様に咲いているのではなく、株と株の間にはかなり間隔があり、やや失望する。ここで軽くお腹に入れてくださいとのことなので、持ってきたバナナと鶯パンを半分かじる。甘利山から少し下ったところはツツジが真っ赤に色づいていた。

しばらくは登りが続き、コースをわきにそれ、奥甘利山につる性の植物がもしかしたら咲いているかもしれないとのことで、期待していくが、咲いているものは何もなく、標識もなく失望する。ここからさらに大西峰手前の分岐点までのぼりつめる。
分岐点ではたくさんの人が休憇している。さらに左方向に進み、千頭星山を目指す。笹原に出ると右手後方に地蔵、薬師、観音の鳳凰三山が樹々の間から見えてきた。

千頭星も多くの人がいて、写真を撮るのに順番待ちだ。


ここから先にコイワカガミの群生地があるというので、もう少し進む。歩いて12〜3分ぐらいのところに、ピンク色のコイワカガミが群生していた。

また、仰ぎ見る南アルプスの地蔵、薬師・観音の展望も見事だ。

ここからは大ナジカ峠から苺平の稜線に出る道が続いている。
 千頭星山にもと来た道を引き返し、通り過ぎて、途中の笹の原で遅い昼食を摂る。ツアーコンダクターは話し好きで、昼食の間もしきりに話しかける。昼食後、T字路を今度はまっすぐ進み、誰も来ないという静かな山道をとりあえず、御所山へ向かう。もって来たクマよけの笛を何回か鳴らした。御所山へはアップダウンを繰り返しながら少しづつ下っていく。御所山は静かな山で、樹木に囲まれ展望はないが、白樺の木が美しい。

ここからは急な下りが青木鉱泉まで続く。踏み跡も少なく、樹に赤ペンキこそあるが、一回りしていないため、遠くからは見にくい。一人では躊躇するコースだ。しかも、途中から樹木が覆い繁る道となり、風も通らず蒸し暑い。汗がぽたりぽたりと流れ落ちる。青木鉱泉の標高は約1000mだから約900m下ることになる。
 小武川には3:50につき、橋を渡って林道を歩き、青木鉱泉には4:00につき、待っていたバスに乗り込む。バスに乗り込む前にシャツを着替え、バス車内で、コンビニに着く前に持ってきた焼酎のレモン割りを飲む。コンビニでは、最近尿酸対策でプリン体とカロリーの少ない(?)発泡酒に切り替えたので、今日はビールはお預けだ。それでも渇いた喉には十分おいしい。帰りの高速でも大月を過ぎた付近から渋滞が始まり、不愉快だった。新宿に8:00過ぎにつき、我が家に9:00過ぎに着く。
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