3月15日(土)日の出山(902m)
コース 日向和田駅〜吉野梅郷〜三室山〜日出山〜滝本〜つるつる温泉ー武蔵五日市駅ー登戸駅ー自宅

 今回の山行きは同じ組織のYさんが定年退職にあたり、山の仲間に声をかけたところ、賛同してくれた人と一緒に行った。女性7人男性2人の合わせて9人のグループになった。私もいよいよ来年が定年なので、思うところもある。さて、天気予報が3〜4日前から雨のち曇りになり大変心配していたが、2日前の木曜日に昔仕事柄、お世話になった気象専門会社に問い合わせたところ、雨は夜明け前に上がり、午後からは薄日も射すとのこと。さっそく職場内パソコンで送り、少し安心してもらう。
 当日は朝からいい天気、ほっとしたのもつかの間、集合時間を1時間遅く勘違いしてしまい、皆さんに心配をかける羽目になる。吉野梅郷で観梅時間を40分ほど取っていたので功を際した。9:24に日向和田駅につき、携帯で連絡して初めて気がつき、あわてて梅園に向かい、9:45にはどうにか合流できた。花粉症でマスクをしている人が3人もいるので気の毒に感じた。梅は今年は厳冬で遅く、まだ5分咲きとのこと。それでも満開の梅の木の下で、これから別のグループと合流し、別行動となる人がいるので集合写真を撮る。


 舗装道をそのまま進み、山道へと入る。今日の予想気温は19℃と今年に入って最高気温の予想だ。道幅も広く、登山者も多い。しかし、最近というより、この時期にはなぜか一緒に歩いていないので、花粉症や腰痛の人もいて、月日の流れを感じる。三室山では歩きやすい。ここからやや急になり、琴平神社まで来ると、西武ドームや遠くにかすかに新宿の高層ビルが見える。しばらくはまたゆるい登りだったが、日出山まであと500mの標識が出ると、急な階段の道になる。ちょうど昼食を取り終えたいくつかの大人数のグループとすれ違う。12:40にようやく全員が山頂に着き、昼食休憩となる。山頂は多くの人でごった返している。山頂の眺めの良いところでゆっくりしたのかなと思い、昼食タイム1時間の提案をしたら30分でいいとの返事。ラーメンを作るので40分で妥協してもらう。鍋を持ち込んで煮物を作っているグループもいる。山頂で作る食事はいつもおいしい。女性は花と温泉が楽しみだが、私は食事を作ることも大きな楽しみだ。


 食事を終え、山頂で写真を撮り、つるつる温泉に下ることとする。階段がしばらく続くが、あとはなだらか道になる。途中つるつる温泉と書いた大きな真新しい看板のあるところから左に下る。大きいので、否応にも目につく。なだらかな下り道を30分ほど下ると、舗装道に出る。沢もあり、休憩する。冷たい沢の水で顔を洗い、汗を拭く。きれいな水だが、大勢の人が入っているので、汲む気にはなれない。舗装された道を30分ほど歩くと、T字路に出る。いつの間にか帽子がないことに気がつき、リュックを探すが見当たらない。さっきの休憩したところで帽子を脱いだら、置き忘れてしまったようだ。人の事に気を使っていると、自分のことがおろそかになる。今更引き返す気にもならず、あきらめる。左の方向に急坂を登ると、大きな建物が見えた。温泉の入り口でDさんが見つけ、職員証を見せると200円ほど割引になった。露天風呂はあったが、やや狭い。出てから女性達に聞くと、女のほうがポリ風呂でつまらなかったとのこと。先に上がって生ビールを飲んでいると、やがて女性たちも上がってきて、缶ビールを購入し、乾杯する。バスが1時間に1本なので、20分ほどのあわただしい送る会になってしまった。4時に片づけ、バスに乗り込む。車両式のバスと普通のバスの2台あったが、すでに満員状態だ。武蔵五日市に4時30分過ぎにつき、電車に乗り込む。同行メンバーの中での唯一の男性Dさんに缶ビールを渡し、車中で一緒に飲む。が、これが自然現象を引き起こし、立川につく2駅前に、仲間と別れ途中下車し、駅のトイレに駆け込む。自宅には6時前に帰る。