11月29日(土)稲含山1370m
コース 新宿駅ー下仁田―神の池登山口〜鳥居峠〜稲含山〜一の鳥居〜神の池園地ー下仁田―新宿駅
ツアー代金 7000円

 今回も電車では遠いのでバスツアーだ。電車だと下仁田駅から登山口まで2時間、さらに40分歩かないと鳥居峠にたどり着かない。自宅から下仁田まで4時間かかり、さらにもしタクシーで相乗りしても、下仁田駅から鳥居峠まで3500円(2人で1750円)かかるので、電車賃3210円と合わせ往復約1万円かかり、バスツアーに比べ3000円も割高だ。登山口の到着時間はほとんど変わらないが、費用が割高だ。ただし帰りは入浴しない分だけ早く帰れるかも。
 出発日の2日前にツアー会社から、山頂付近は積雪20cmの情報あり、アイゼン6本爪を持参してくださいとのこと。そういえば、アイゼンは新品同様、買ったが使ったことはない。実際に使ういい機会かなと思っていた。
 前日こそ午前中は雨風が強かったが、当日は朝から快晴。ところが、小田急線の中で、山手線が秋葉原で事故があり遅れているとの情報あり。新宿駅の出発がどうなるか危ぶまれたが、参加者は息せき切って、どうやら予定通り出発できた。高速も順調で、下仁田TCを9:30に降り、最後の休憩を道の駅でとり、山道を入る。今日の案内では駐車場は標高600mとあったが、途中配られた地図によると、山頂近くまで車が入れるようになっているようだ。鳥居峠の1000mまで行けるようで、登るのは僅か350m程度だ。ツアーコンダクターに話した不整脈の心配も吹き飛んだ。バスはいったん大きい駐車スペースのある鳥居峠峠を過ぎて、下り、神の池園地で停止し、ここから登るという。登る距離がかなり縮まったので、参加者がガッカリしないよう、少しでも登る時間を確保しようとの親心かもしれない。山の地図を見ても、山頂まで約1700mのようだ。11:00に準備体操も終えて、出発する。

 なだらかな道を登り、先ほど下ってきた車道を横断して、最初の鳥居(一の鳥居)にでる。登りはここから右に進み、ジグザグの登り道を進む。途中から階段の道になる。また、道の谷側には木策やフェンスがあり安全対策がしっかりしている。やがて道に雪があらわれ、一部凍ってはいるが、足で踏むと割れる程度の薄い氷状態だ。
 山頂には12:10に着き、あまり広くはないが、展望はいい。遠くに北アルプス、浅間山、草津白根山、近くに、妙義山、両神山、荒船山、御荷鉾山、赤縄山、鹿岳、四又山の山々が見えた。

              妙義山                            はるか彼方に北アルプス                             浅間山

    ツアーリーダー石原氏とサブの辻氏と           両名の山頂での奮闘ぶり           気温9℃を示していた寒暖計
山名板に寒暖計があったので見たら、気温は9度だった。
山頂でゆっくりと昼食をとり、1:00に下り始める。反対方向は昨年の台風12号で通行止めになっているとの説明だったが、山頂からの道には何も表示がなかった。
下りも楽勝だ。途中から右に道をまいて、横切る北西斜面には一部雪が残っていた。下り始めると雪もなくなり、やがて稲含神社に出る。昔からの言い伝えで、インドから来た神様が口に稲穂を含んできてこの山に住む神と結婚したので、この言い伝えがあるらしい。さらにくねくねと曲がりながら下り、行きの分岐点の一の鳥居に出て、先ほどの車道に出てから、今度は車道を下り、バスを降りた神の池園地に2:10に戻る。静かなあっという間の山でした。
帰りの林道からとった稲含山。「山」の形をしている

 帰りは入浴施設にはいり、サウナを2回6分と9分入る。サウナを出てからの水風呂もきく。ビールもおいしい。しかし、後でカルキのにおいがした。とても温泉とは言えない!