10月13日(月・祝)箕輪山(1718)・鬼面山(1482)
コース 新宿―二本松ICー野寺温泉〜旧土湯峠〜鬼面山〜箕輪山〜横向温泉ー二本松IC―新宿

 今回も遠いので、バスツアーだ。今回行く山はツアーの案内で初めて知った。安達太良山のすぐそばにあり、標高も安達太良山(1700)より高い。知名度では話にならないが、展望もいいし、天候も良かったが、紅葉も見ごろだったし、結構楽しい山だった。何しろ東京からは距離(高速道だけでも川口ICから約250km)があり、日帰りはぎりぎりの山だ。
 新宿を定刻より5分早く6:55に出発する。何とツアーガイドは前回鉢盛山と同じ石原さんだった。山のガイドは現地で乗車するとのことで、バスの中では孤軍奮闘だったが、もう少し気を利かせてもらえるともっと良かった。最初のトイレは川口から160kmの那須高原に連れて行こうとしていたが、8:45にもなり、途中で気がついたのか、トイレ行きたい人いますかと聞いてくれたので、すでに30分も我慢していた俺は躊躇なく手をあげたら、手前のPAで止めてくれ、ほっとする。二本松を10:15に降り、一般道路を岳温泉方面に向かう。途中車の渋滞にぶつかりどきっとするが、すぐ近くの交差点で渋滞の列とは別れほっとする。
 道の駅で現地の和田さんが乗車するが、ここまで来ると展望がよく、正面には吾妻小富士や東吾妻山が見える。

3連休、しかも快晴とあって車が多く、中に入れず、外で止めておいて、最後のトイレをすます。和田さんは仙台に住み、ツアーのたびに東北各地の山を案内しているとのこと。
 道の駅から20分程度で今日の出発地野地温泉に着くが、今日は時間がないとのことで、着く前に車内で昼食をすます。昨日のうちに作っておいたおにぎりがおいしい。
 野地温泉でバスを降りた途端に硫黄のにおいがする。登山道入口には平成9年9月に沼ノ平で起きた硫酸ガスによる死亡事故を伝える看板がある。(確かこの時わが社の社員がなくなっているはずだ)準備体操をして、11:40に出発する。土湯峠までは緩やかな登り。
峠に着くと、左に鬼面山と右奥に箕輪山が見える。

紅葉も盛りの様相を示している。鬼面山までも山頂近くを除いて緩やかな登り

山頂から正面眼下には二本松市が見える。
左鬼面山山頂 右鬼面山から箕輪山を望む
 鬼面山から東吾妻山と吾妻小富士
結構すれ違う人が多く、意外と人気のある山のようだ。最もこの時間に降りてくるのだから地元の人が多い山のようだ。鬼面山からやや下って、すぐまた登り返す。
左手前鬼面山と奥は吾妻連峰
 箕輪山も鬼面山同様山頂は平だ。山頂からは南正面には安達太良山、鉄山、船明神山が望める。後ろには吾妻小富士、一切経山、東吾妻山、東大巓、中大巓、手前に中吾妻山、西吾妻山、そして西大巓のなだらかな吾妻連峰が青空にくっきりと一望できた。
箕輪山山頂山頂から二本松市方面
左から安達太良山、鉄山、船明神山吾妻連峰の山々
 左 磐梯山と右下 秋元湖
山頂を2:15に後にして、横向温泉に下る。下りの道のほうが登りより緩やかだが、おとといの雨で道が床るんでいるところもあるし、滑りやすい。おかげで何回か滑って、手が汚れてしまった。途中からスキー場の脇を歩くため、リフトや乗り換え施設のすぐ脇を下る。車道には3:40に出て、舗装の道を少し登り、横向温泉に3:50に着く。整理体操をして入浴する。女性が入浴希望者が多かったが、時間がないため40分となる。露天風呂もあったのでゆったり浸かっていたら、出てきたら出発5分前になっていた。買った缶ビールと持って来たワインのボトルとつまみを用意し、着替えた下着をしまって、用意万端で、バス発車前に飲みだす。
 横向温泉を出発したのは4:40だが、帰りは案の定3連休の最後の日とあって、東北道は栃木県内に入った途端に渋滞となり、新宿駅着が10:45になった。自宅に戻ったのは11:40になってしまったので、床に着いたのは12時を過ぎていた。

 以下今回の山の紅葉とナナカマドとリンドウの写真です。









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