3月21日(土)丁須ノ頭1057m
コース横川駅9:46〜ザンゲ岩(10:45〜50)〜御岳(12:05〜12:35)〜丁須ノ頭(1:40〜50)〜鍵沢〜横川駅(3:40)

 かねてから行きたかった山に行ってきました。鎖場多く、点線ルートで冬場は凍りついている個所があり危険との山の本の説明で、ここ4,5日の暖かさで氷もとけているだろうと思い登って来た。なしにろ駅からハイクだから、私の知っているM新聞旅行社のバスツアーに頼る必要もない。しかもコースは登りが鍵沢コース下りが国民宿舎コースであり、今回登ってきたザンゲ岩からのコースがないので、つまらない。料金も9000円〜9500円と高い!
 高崎からの信越本線の車内からも特徴ある丁須ノ頭の岩が見えた。横川駅にの電車で着き、地図を頼りに登山口を探す。少し下って碓井川のつり橋が見え、渡ると登山届の箱があったので、早速書いて箱に入れる。登りも最初は階段が続いていたが、いきなり鎖場が横渡りの状態で出てきた。そこを過ぎたらまたしばらくは普通の登山道だった。滝があったので、リラックスするために写真を撮る。

 急になったと思ったら、640mのザンゲ岩にに着く。横川の市街地や鉄道村がよく見える。
 
 このペースだと963mの御岳で昼食になるようだ。ここからは少し登りも緩やかになるが、産泰山らしき峰を過ぎたら、左右の絶壁が迫り、慎重に歩かざるを得なくなる。道もくねくねと曲がるところが多く、岩が迫る。洞窟を過ぎると、鎖場が2本続き、石碑のある頂に出ると、どうやら目の前に見える頂が御岳らしい。御岳に着くと、丁須ノ頭が目の前に見えた。

 コースタイム1:30の所を1:15で歩いたので、ほっとする。しかも高さはあと100m足らずで丁須ノ頭だ。さっそく湯を沸かす。今日はすき焼き丼だ。前回ご飯を10分温めたが、時間はもう少し少なくていいようだ。ぽかぽか陽気で気持ちはいいが、とにかく目的地を目指そう。ここからのコースは鎖場こそあるが、下りも少なく、歩きやすかった。

 鎖場を超すと上り下りを繰り返す道になる。小さい峰がいくつかあるが、頂を通らず、トラバースする道があるので、かなり歩かれている道だとわかる。ただ、丁須ノ頭に着く最後ノトラバース道には樹の枝が倒されており、行かないよう誘導されていた。
 目的地の近くに来て、鎖のある岩場で目の上の位置にある道がわからず、10分ほど鎖を降りたりして時間のロスをする。ようやく道がわかり、12:40にたどり着いた。 ところが驚いたことに、丁須ノ頭に登る鎖場は垂直で、腕で登るしかなく、体が左右に振れる恐れもあり、、腕も疲れてので、やめることにする。

ここからの展望はよく、近くは御岳の稜線、鹿岳や四又山、妙義山、やや遠くに浅間山、そして上信越の山々も見えた。

 
 下って少し登ったところにけば、岩の形がよく撮影できたが、余裕もなく、誰もいないので、早く下ることにする。下に横川駅の標識が見えたので下る。沢沿いの道なので、岩が滑りやすいので、鎖場が5本ほど連続していた。しばらくは下りの急な道になったが、また鎖場が出てきた。標識と木に黄色いペンキや赤い布があるので、迷うことはないが、落ち葉に埋もれて、道がよく見えず、ふみ跡もあまりない。もしかして、春最初の登山者だったりして!ところどころ道だと思ったら、落ち葉が積もり、足がずぼっと入ってしまた事も数回あった。1回は落葉の下に流れがあるのがわからず、足を滑らせ、ズボンを濡らしてしまった。道が右岸から、左岸になるところで、水筒に水を入れ、休憩する。左岸になると、とたんに杉林が現れ、道がはっきりする。
 
 横川駅に出る手前で道が緩い登りになり、沢は下のほうになる。下り道になるところで、行きに渡って来たてきたつり橋が見える。最後はくねくねの下り道になりになり、碓井川の川岸に出て、つり橋を渡って、横川駅に着く。登山口から駅付近まで誰にも合わなかった。関所を見て、鉄道文化村そばで下からザンゲ岩を見ると、確かに空中に飛び出している。

             関所                 鉄道文化村からザンゲ岩を仰ぐ                    

 横川駅からはちょうど3:53発の電車があり、寝てしまって高崎駅で起こされるが、自宅には7時過ぎに着く。
交通費登戸〜横川 往復4900円

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