3月7日(土)筑波山
コース 北千住駅ーTXつくば駅ー筑波山神社〜男体山〜女体山〜つつじヶ丘ーTXつくば駅―北千住駅

 昨年組合活動をしているとき、5年ほど前に開通したつくばエクスプレスで一番気楽に行ける百名山の筑波山のハイキングの計画を提案したが、きついとの反対意見で成立しなかった。筑波山は15年前に家内と車でいった(nenbetu11994年11月3日参照)が、エクスプレスが開通したのでもう一度行ってみたかった。自宅を6:40のバスで出発し、北千住経由で向かう。朝は雲が低く垂れこめている。北千住駅に7:45に着き、7:59の区間快速でつくば駅には8:40に着く。快速だと所要時間31分で着くようだ。実に早い!北千住を出てからしばらくすると高架線になるため、車中からの景色は遠くまで見渡せる。踏切もなく、駅を出てすぐ高速になるため、実に快適だ。揺れもない。ただ、座席の硬さがもう少し柔らかいとなおいい。
 高架線になってから、陽が出てきた。つくば駅に着くころは晴天になっていた。ただし、北風が強く冷たい。駅前も広くバス停も乗りやすい。バスの予定は9時だったが、今日は梅まつりもあり、臨時便が8:50に出たので助かる。早く登れれば、家内が今日見る予定の今評判の映画が一緒に見れるかもしれないと映画の時間を確認するため、新聞を買って電話を入れた。
 筑波神社に9:30に着き、神社の脇から登り始める。

 ケーブルカーに沿って登山道があるため、音が所々で聞こえる。道は岩がごろごろしており、昨日の雨の絞り水があちこちから道に出てきている。また杉の木がうっそうとしており、展望もない。木の階段が所々あるが、全体としては、岩が多い道だ。初めはきつかったが、途中から急になったり、平らになったりを繰り返し、最後は急な木の階段が20分程連続し、御幸ヶ原に10:50に着く。途中山頂近くの男女川の脇水がおいしかった。
 汗を拭きシャツに手を回すと左わきがペラッとする。何とシャツの脇から下が破れていた!家内に約束した映画は今日は間に合いそうもなくなってきたので携帯に電話する。北も南も市街地が見えるが、北方向では繋がらなかったが南方向では呼び出し音が鳴っていた。しかし出なかった。
 展望はよく、北には雪をかぶった山が、南には霞ヶ浦が見えた。
 北は谷川岳、日光白根山、男体山らしき山が見えた。

少し休憩して、山頂に神社が見える男体山山頂へ向かう。男体山山頂からは遠くに雲から頭を出している富士山(写真を撮っても映りそうにない)、浅間山、その右は志賀の山々か。



        男体山から女体山を見る                       南東方向は霞ヶ浦

 山頂からの下りは楽だ。御幸ヶ原に戻り、女体山に向かう。女体山の道は距離があるので登りは緩やかだ。途中カタクリの花の道があったが、まだ早いだろう。女体山への道は風が強く冷たい。山頂への道は右から登る。山頂も風が強い。

ここの神社にもお参りをしていったんさっきの分かれ道に降り、左り方向から、今度はつつじヶ丘方面に下る。スピーカーから聞こえる放送の内容によると、強風のため、ロープウエイが運行を中止したようだ。時間がないため、駅がどこにあるのか探さずに下り始める。下り道は大きな岩が多いが、杉の木はないため、見晴らしはよい。男体山の山頂も含め、蛇紋岩なので滑りやすいので、注意して下る。初めは急だった道もだんだん緩やかになる。また、胎内くぐりとかさまざまな名称がつけられている奇岩が多い。
 弁慶茶屋で筑波山神社への道と別れる。弁慶茶屋からは緩やかだし、日当たりや展望も良い道だ。。駐車場らしいアナウンスも聞こえてくる。12時を過ぎたが、つつじヶ丘まであと400mとあったので、近くの平らな場所を見つけてガスバーナーとコッヘルを広げてお湯を沸かし、今日の昼食にする。バスは確か12:50発のはず。30分からさっさと食べ、40分にはかたずけを済ませ、再び下り始める。所が、本の少し下ったところに四阿やベンチがあったのだ。山ではよくあること。最後は急ぎ足で下りつき、なんとか45分には駐車場に着く。バス停は駐車場の奥の方だ。駆け足でたどり着くと、発車時刻は13:00だった。待ち時間の間に、持ってきたあんパンやバナナを食べる。上を見上げると下ってきた尖った山頂の女体山が近くに見える。つくば駅まで車内も暖かいので気持ちよく寝てしまった。筑波神社の近くでは梅まつり(2月下旬〜3月中旬)の最中だがバス通りからは見られない。バスの中で家内から映画館が立ち見でやめたと連絡が入る。
 つくば駅から13:55の快速で北千住駅に戻り、地下鉄で溝の口駅に出て、自宅に15:30過ぎに帰る。
 自宅に帰って、家内にシャツのことを話し、32年間ありがとうと記念の写真を撮る。

反省 山は時間に縛られては楽しみが少なくなる。