5月4日(水・祝)雁ヶ腹摺山1857m
コース 大月駅8:40ー9:06ハマイバ前9:10〜11:35大峠11:45〜12:45雁ヶ腹摺山12:50〜13:45姥子山13:55〜15:00金山峠15:10〜16:00金山鉱泉16:00〜16:40遅能戸17:09ー17:20大月駅

 2006年3月に行った雁ヶ腹摺山をもう一度行きたいと思い登った。あの時はロングコースを残雪のため、難儀をして、夕方たどり着き、富士山こそ見えなかったが、感動した。金山温泉からのコースもあり、是一度踏破してみたいと思い今回のコース設定にした。
 ただし、このコースは距離と標高差があり、しかも下りに使った金山温泉からの登山道は斜面からの土砂崩れがあったり、斜面の道が一部7〜8m崩れているので要注意だ。また、標高差が1400m程あり(遅能戸バス停は約450m)登りは特に体力を要するので注意が必要だ。
 ゴールデンウィークの天気は今年はいい。大月駅前は少しづつ工事がおこなわれ、駅前広場も前回来た時より広がっている。
 ハマイバ前に着いた時は一人だった。丁度降りるとき、リュックを持って乗る人がいて驚いたが、朝食?をした旅館のおやじさんが、この人が雲取山から縦走してきたと教えてくれた。エッと驚いたが、なるほど地図を広げてみると、雲取からだと、笠取山、白鳥峠、倉掛山、柳沢峠、大菩薩嶺、小金沢山、黒岳、そして湯の沢峠から真木小金沢林道を下ってハマイバ前バス停にたどり着いたと思える。テントで何日かかったのだろうか聞く時間はなかったが、すごい人がいるものだ!?
 さて、大峠からの下りは4年前に歩いたので、だいたいの時間は分かっていたが、さすが登りになると疲れる。なにしろ、距離は10、7kmだが、標高差も900mあり、平均勾配9%は箱根道の7%を上回る。午前10時を過ぎると暑くなり、結構堪えた。
 湯の沢峠入り口まで5.7km約時間10分かかり、5分休憩する。残り5kmも同じく10分かかった。途中で自転車の人に抜かれる。
 大峠に着いたら、

 全部で7人ほどの自転車組がいた。ここで10分休憩し、昼近くなったので、軽く腹ごしらえをして、雁ヶ腹摺山へ出発する。
 湧水のところに山の案内人の人がいたので聞いたら、今日はかすかに富士山が見えるようだ。雁ヶ腹摺山へは疲れもあったので、登山を楽しむようゆっくり登る。途中富士山を望むと、確かにかすかに見える。
かすかに富士山
 最後は少し急だが、1時間で登る。なつかしい案内板が残っている。前回より少し汚れたようだ。
 

12時を過ぎたが、腹が減ってない。姥子山で昼食にするため、5分ほどで山頂を後にする。

 姥子山1503mへの下りは結構あり、途中林道に出る。やや登って、西峰を通過し、展望の良い東峰へ着く。
 
山の地図には秀麗富岳12景とあるが、富士山は見えない。食欲がわかずここも昼食はパスする。
 林道に戻り、金山峠方面へ進む。すぐ林道と別れ、また山道へ入る。ここも結構下りが続き、また林道へ出る。さらに10分ほどで、やや登る山道に入り、金山峠へ出る。静かな峠だ。
 
峠からは急な道を下るが、丁度沢に出るところで、斜面の道が7〜8mにわたって崩れており、近くの倒木を使って降りようとしたが、倒木もずり下がり始め、足を踏ん張り腰を落として何とか歩き切る。沢沿いに出てからは橋を十数回渡り、最後は少し登って、広い道へ出る。広くなっても道はところどころ斜面からの土砂が崩れ、また倒木が道に覆いかぶさっていた。
 舗装道になってから、やがて山口館の建物が見え、金山温泉に着く。
モミジが赤茶でなく赤い色になっていた
 民宿も現れ、バーベキュウをしているグループもあった。
 結局山頂から遅能戸バス停に着くまで4時間近くかかった。昼食は結局摂らなかった。
 大月駅に着いてから休日快速電車ビューやまなし号に乗り、立川経由で我が家に7:30に帰る。