11月12日(金)夜行~13日(土)袈裟丸山
コース 新宿ー関越・関東自動車道伊勢崎ICー塔の沢登山口~寝釈迦~賽ノ河原~小丸山~前袈裟丸山~賽ノ河原~折場登山口
袈裟丸山は今年4月ツアーで根本山・熊鷹山に行った時、目の前にこの山が見え、一度行きたいと思ったので早速申し込んでおいた。なにしろ山行きのワッペンは1番だったのだ。5月の平日に日帰りのツアーもあったが、気に入った山はじっくり行くのがいいんだ。(ところがツツジの山と聞いて実際行ってみてその時期にもいいものだと感じた)
天気は週間天気予報でも晴れ、何の迷いもなかった。
当日長男のライブも兼ねて、早めに自宅を出る。新宿駅西口に10時過ぎに着き受付をし、バスを待つ。隣では諏訪山の受付をしている。諏訪山(?)何と山名・用語事典や日本の山1000(いずれも山と渓谷社発行)にもない!調べたらあの御巣鷹山北東5kmにある山ではないか!しかも谷を挟んで日航ジャンボ墜落地点がおそらく見える位置にある!よって来年追加の山がもう出てきた!
バスは定時5分前の10:55に出発。登山口まで十分に時間の余裕があるので、関越の上中里S・Aで1時~4時半まで時間調整。今回のバスは100キロを越すとピンピンという警戒音がしたりして、あまりぐっすり寝られなかった。
高速を伊勢崎ICで降り、登山口には6:15に着く。
身支度を整え、準備体操をして6:35に出発。
登山道は広い道から入って、沢沿いに歩く道だが、落葉が多く、踏み跡が浅い。木に着いた赤いビニールテープで道が分かるが、一人では少し躊躇する道だ。やがて「寝釈迦」に着く。これは石像の釈迦像が手枕をして横になっており、寝た様な格好になっているところから来たようだ。
沢を数回(10回未満?)わたり返し、やがて沢と離れると、やや急になったところで、避難小屋に着く。小屋は新しい丸太の小屋のそばにトタンで古い小屋がある。
トイレは傾きかけており、いまにも谷に転がって行きそうで誰も利用する気はしない。避難小屋から帰りの折場登山口の分岐である賽ノ河原まですぐだった。 平らなところに、岩に石がたくさん積まれている風景は賽ノ河原みたいだ。袈裟丸山の峰がいくつか見えてきた。
ここから平らになり、賽ノ河原を過ぎても同じようなところが3~4か所あった。
カラマツ林の中を歩くようになる。すっかり葉が落ちたカラマツ林の中は明るい。
登りかけてすぐ、小丸山に着く。山頂からは袈裟丸山の4つの峰が目の前に見える。左から前、後、中、奥と呼ばれている。また、雪をかぶった奥白根山や男体山、?皇海山、赤城山が見えた。
前袈裟丸山 袈裟丸山 中袈裟丸山
男体山 鋸岳 皇海山 日光白根山
小丸山からは少し下った後、ダケカンバの道を行く。
袈裟丸山への最後の登りにはロープがあり、急だった。急な道を登りきったところからは富士山が遠くに見えた。さらに右手にはかすかに八ッ岳が見えた。
前袈裟丸山には11時に着く。北側からは袈裟丸山(後)の右には鋸、奥白根、皇海山や左には雪をかぶった至仏、武尊山、谷川岳?さらに山々が見え、近くに赤城山が見えた。
後袈裟丸山 日光白根山
日光↑白根山↑皇海山 ↑女峰山 ↑男体山
谷ケ岳 武尊山 至仏山
昼食を食べ、11:30に出発する。帰りにはもう富士山の姿はほとんど見えなかった。
帰りは楽で、小丸山には12:25、賽ノ河原には13:10に着く。
賽ノ河原で行き来た左からのコースを分け、ここからはまっすぐ下る。
左から前、後、中、奥の各袈裟丸山
下りの途中で高い樹がなく広々とした展望のところがあった。酸性雨で木が枯れたのだろうか?
折場登山口には2:05に着く。
湧き水があり、持ってきた焼酎を割り、温泉までの時間を待たず酒にありつく。
温泉は渡良瀬渓谷鉄道の水沼駅に併設されており、食事できる場所の窓の脇に1時間に1本の列車が止まっていた。料金も500円と安く、サウナもあり、疲れも取り、楽しめた。
帰りの高速で土曜日渋滞につかまり、我が家には8時半に着く。