4月24日(土)根本山・熊鷹山
コース 東京駅(7:35)−佐野ICー10:45不死熊橋10:55〜11:15中尾根登山口11:15〜12:45根本山13:15〜14:00熊鷹山14:10〜14:40林      道14:40〜15:30不死熊橋15:40ー佐野ICー東京駅18:45



 今回もバスツアー(毎日)だ。天候にも恵まれていい登山だった。
 今年は4月になって雨が多い。しかも雨になると気温が下がり、真冬並みの寒さになる。山では当然、雪だ。
 川崎も17日(土)22日(木)23日(金)と冷雨の日であった。24日もどうなるかと思っていたが、5〜6日前は曇りだったのが4日ほど前から晴れマークが出てくる。
 23日も朝から1日降った雨も、今日は朝からいい天気になる。山道の濡れた葉や笹を気にしてスパッツは忘れない。
 朝は意外に寒かったので、上着はあったかいヤッケにする。
 地下鉄の二重橋駅で降り、歩いて東京駅前の工業倶楽部ビル前に行く。7:45の出発時間に余裕を持って、7:10には着いた。
 すでにバスは止まっており、ツアーコンダクターの人がバスの運転手さんと打ち合わせをしている。受付を済ませ、バスに乗り込むと座席表は各自二人分のスペースがある。18人までの限定コースが参加者は11人になったようだ。しかも今回は普段多い女性が2人だけで、9人が男だ。
 バスは定時より早く7:35に出発する。東北自動車道も川口の入り口付近は混んでいたが、10分も走ると順調に流れ、ほっとする。
 高速を佐野ICで降り、桐生市を目指し、桐生市内からは右折し、山に向かう。
 梅田ふるさとセンターで最後の休憩をする。この地方の新鮮な野菜が置いてあり、帰りには売り切れるかもしれないと思い、バター炒めにおいしいそうな大きなシイタケとセリを買う。帰ってから知ったことだが、桐生駅からのバスは私の2006年6月の時刻表にはここから15分入った石鴨まで行っていたが、今はここ止まりのようだ。
 さらにバスに乗って、約15分走り、不死熊橋手前の駐車スペースに止める。
時々バスツアーで会う須長さんと
 すでに20台の乗用車が止まっていた。ほとんどが地元のナンバーだ。
 バスを降り、身支度をして、各自準備体操をして、出発する。
不死熊橋
 しばらくは川沿いの広い道を歩くが、中尾根登山口の看板を左に折れ、少し登った所から右手の山道に入る。
 ようやく山道になり登っていくが、勾配も大してきつくなく、道も広くわかりやすい。30分ほどで尾根道に出ると勾配もやや緩くなる。アカヤシオの花がところどころ咲いている。

 それでも、山頂に近づくと 、またきつくなってくる。植林地がかなり上まで続いている。中尾根十字路で沢コースの道と合流してから、山頂につく前5分ほどで平らなところに出ると、あとは最後のひと登りで根本山山頂に着く。

 展望は樹木があって決していいとは言えないが、枝の間から皇海山や男体山らしき山が見える。昼食のため30分休憩となる。最後の休憩で、暑くなって半袖になってのぼったが、山頂の手前から北風が吹いて急に寒くなり、山頂に着いたので、脱いだシャツと上着を着て食事にする。
 食後、稜線をいったん下って、左手に皇海山や男体山の山々を見ながら、
皇海山
稜線の道をトラバースしながら熊鷹山へ向かう。
 途中からササの道になり日向の道で、気持ちがいい。

 熊鷹山山頂は高い樹木がなく展望が良い。
 しかも、高さにして3mほどの展望台があり、360度の展望が楽しめる。近くには鳴神山、袈裟丸山、赤城山、皇海山、古峰原そして遠くには男体山、女峰山、日光白根山の山々が望めた。


 こんな展望は鉢盛山以来だ。
 十分な展望を楽しんだ後、林道に向かって下山する。
 道もはっきりしており、林道には30分ほどで着く。
 未舗装の林道を右に進み、小さなハナネコメグサの花を教わりながら、不死熊橋に着く。

 行きには気がつかなかったが、橋のたもとに沢コース登山口のロープがほぼ垂直の岩にかかっており、のっけからこんな所を登らせるのかと思うと、沢コースはとても登る気になれない。
 駐車場でバスに乗り込み、行きに寄った梅田ふるさとセンターに向かう。シイタケやセリはすでに売り切れていた。
 新しくできた北関東自動車道に佐野田沼ICから入り、東北自動車道に抜ける。
 渋滞もなく東京駅に18:45に着き、自宅には19:40過ぎに着く。
 

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