9月11日(土)相馬山1411m
コース 高崎駅9:30ー10:50天神峠バス停〜11:30天目山〜12:10松之沢峠12:40〜13:45相馬山14:00〜14:30ヤセオネ峠〜14:55ワシノ巣鳥〜15:20伊香保温泉露天風呂16:00〜16:20蘆花記念文学館17:05ー20:15新宿駅南口バス停


 4年前伊香保温泉から二つ岳に登ってから、いつか行きたいと思っていた相馬山に行ってきた。
 昭文社の山の地図では伊香保温泉から相馬山登山口へはバスに乗り継いでいくしか方法はなく(大回りしていく道もあるがケーブルカーに乗ってさらに山頂まで3時間もかかる)、榛名湖からの往復はしんどいし、つまらないと思っていたら、山と渓谷社の「東京周辺の山350」には伊香保温泉のモミジ橋からの短縮コースが紹介されている。さらに新宿までの直通バスが早割で1790円と安いことが分かったので、今回、榛名湖からの縦走を計画して行ってみた。
 天神峠バス停で降りると、今回歩く道は関東ふれあいの道という説明盤があった。

最初は舗装されており、趣が良くなかったが、榛名神社分岐点から山道になり、すぐに階段の木道が現れる。
 氷室山頂はなにもない頂で木々に覆われ展望もない。天目山で数人の人に会うが、どうもピクニックのようで山の雰囲気がない。
 途中ススキを見つけ、まだ暑いのに山は秋の準備が始まっていることを知る。

 天目山を過ぎ、松之沢峠手前で昼食とする。
  磨墨岩は溶岩の岩だ。

 やがて相馬山入口の赤い鳥居に着く。

今日は暑く、いったん休憩し、水分を摂る。登山道は急で、岩には苔が生えている。あまり登られていないのか。
 鎖場があり、鉄の階段を上る。

鎖は四国の石鎚山と同じで形が大きい。剣や碑が多く、宗教色の濃い山だ。
 やがて、小屋と碑がたくさんある山頂に着く。

伊香保温泉方面は木が茂っていて見えなかった。ここまで来ると下の車道を走るバイクのうるさい音が聞こえない。
  結局このコースはほとんどが、榛名湖を始め山々が樹木にさえぎられて見えなかった。
 下りけっきょくはあっけないほど早く降りてしまう。ここからは平坦な道を車道と合流するヤセオネ峠に出て、分岐点を右方向に進む。
 やがて伊香保温泉の看板を左に進み舗装道と別れる。ワシノ巣鳥に出るまでの草混じりの砂利道は歩く人がいないのでしまってなく歩きにくい。
 ワシノ巣鳥で一旦車道にでて、さらに伊香保温泉街の看板を左に進み、また草混じりの砂利道を歩く。4年前に二つ岳に登った時逆に登ってきた道だが、こんどはもっと雑草が伸びていて実に歩きにくい。
 やがて伊香保温泉の建物が見え、モミジ橋のそばの車道に出る。バスの時間までたっぷりあるので、露天風呂に入って行くことにする。料金も450円と庶民的だ。
 風呂に入る時、衣服が汗でぬれているため、特にレッグフィットが脱ぎにくい。汗でびっしょりになったシャツやタオルも脱衣所の壁に干す。(さすがパンツは干せない)
 湯船につかって汗を流し、ホッとする。緩めの湯と温かめと二つある。最後は緩めの湯に浸かってあがる。
 シャツの着替えは持ってきたがびしょびしょのパンツは穿く気になれなった。

 風呂上がりに近くの泉飲所でおいしい水を何杯飲んだろうか?おまりにおいしいので久しぶりにペットボトルや水筒に詰めた。
 数年前家内と一緒に来た「福一」の前を通り、蘆花記念文学館前で時間があったので、しばらくバスを待つ。ここから丁度、テレビ塔がある二つ岳の雄岳が見えた。
 帰りのバスは土曜渋滞に会い、新宿駅に30分遅れて着く。
 帰ってから次の日から左足のふくらはぎがやけに重くなった。

 

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