11月4日(金)天気 快晴 雁ヶ腹摺山(1874m)(500円札で有名)
コース 自宅6:10ー8:22猿橋8:28―9:00上和田バス停(537m)〜10:00水無山(1139m)10:05〜10:35西沢ノ頭(1298m)〜11:00大峰(1421m)11:05〜泣坂ノ頭(1420.7m)〜1409mの頭〜13:35大樺ノ頭(1776.7m)13:40〜14:20雁ヶ腹摺山(1874m)14:35〜15:00大峠(1567m)15:05〜16:35ハマイバ前バス停17:10ー17:40大月駅17:51―20:00自宅

今回は5年前のコースを行く。
         2006年3月 今回       
上和田バス停 9:15    9:00
水無山    10:20   10:00
大峰      11:10   11:00
大樺ノ頭    13:40   13:35
雁ヶ腹摺山  14:45   14:20
大峠      15:30   15:00
ハマイバ前バス停17:20 16:35

 5年前ロングコースを歩いたのが印象に残り、もう1回行ってみたいと思った。退職して時間に余裕ができたので、連休の合間を縫って平日行ってきた。今回も途中で登山者に会い、楽しい山になった。
 何しろ歩く時間が約8時間と長く、標高差もあり、夏はダメ、雪のある12月中旬〜4月上旬も対象外。しかも帰りも遅いので次の日は休みがいい。となるとなかなか難しかった。
 バス会社(富士急山梨バス)に発車時刻を尋ねたら、上和田行きのバスは朝一番がなくなり、猿橋発8:28は始発とのこと。帰りも5年前より17時台のバスが15分ほど速くなった。5年前と同じペースで歩けば帰りは17:05のバスに間に合う。
 前日の天気予報では曇りがちだが、当日テレビの予報を見ると晴。朝から雲ひとつないいい天気になった。
 中央線に乗り換えると、平日なのに連休の谷間とあって山に行く中高年が多い。
 猿橋駅でおり、バスを待つ。他に2人ほど山の服の人がいたが、乗ったのは俺一人。途中からだれも乗らず終点の上和田バス停に着く。ほんとに快晴。絶好の山日和だ。集落の人に声をかけ、山道に進む。
バス停から最初の標識
集落から水無山
山道への入り口
 集落の終わりから水無山まで1時間弱の直登。集落を抜けて40分はほんとにきつい。結局一気に600m登る。ストックを持ってきてよかった。水無山の標識はみあたらない。
 ここからはだらだらとしたのぼりが西沢ノ頭まであり、

さらに大峰まで続く。大峰の手前は狭い笹の間の道。大峰周辺は紅葉の真っ盛り。

大峰からアップダウンが始まる。最後はワイヤーロープで1409mの頭に着くが、ここは何も標識がない。そのまま歩き、12時に日あたりのいい場所に出たので昼食にする。今日は沸かす時間が惜しいし、たまには弁当を作ってもいいなと思って、お稲荷と巻きずしを始めて作ってみた。かんぴょうをゆでるのに時間がかかった。味付けも結構時間がかかる。お稲荷のごはんにレンコン、シイタケ、ニンジンを煮付け、サヤエンドウ、キネショウガをいれた。我ながら結構おいしい。その合間にパセリを置き、彩りをそろえる。さらに梅干しを加える。巻きずしの中身はかんぴょうとカニカマ。これで卵焼きがあったもう言うことはない。
 ちょうどお昼を食べようと思って座ったら、鈴の音がした。よく見たらちょっと先に若い男の登山者がいた。どうやら同じコースらしい。追いついたのか始めて気がついた。
 20分で昼を食べたら、登りが始まり、少し先で広い道との分岐点のある場所から急な登りが20分ほど続く。広い道は地図にもなく、若い人が間違っていったら下りになっていたらしい。
 急な登りも終わり、平らな道になり、鉄塔の下で若い登山者が休んでいる。
左雁ヶ腹摺山 右大樺沢ノ頭
話を聞いたら、埼玉から車で松姫峠まで来て点線の道を大峰まで進み、そこからこの道を歩いているらしい。テントを持って泊る場所を探しているとのこと。
 少し休んで、大樺ノ頭まで登る。急ではないが結構登った。予定通りの時刻で来てとりあえずホッとする。ホッとしすぎて写真を撮るのを忘れる。
 前回はここから雪の道を足跡をたどり、アイスバーンに苦しんで足がつり、ようやくの思いで雁ヶ腹摺に着いたことを話す。今回は雪もなく40分で雁ヶ腹摺山に着く。


 正面に前回見えなかった富士山が見えてよかった。誰かが500円札の裏をカラーコピーして石の上に置いてあった。
 しっかり写真を撮って、今日は時間がないことを話して、15分休憩後若い登山者と分かれる。
 大峠まで一気に下る。途中の湧水はおいしかった。

 大峠から少し走ってみる。3kmでややくたびれたので歩くことにする。野生の猿にあう。
 5km下った湯ノ沢峠入り口で休むが、タクシーが止まっていた。またおばちゃんが呼んだのだなとわかる。おばちゃんが乗り込む前に、下ってきたのですかと話しかけてきたが、男は遅くなってもいいから早く帰って御主人に夕食を作ってあげたほうがいいよと返事する。
 さらに下ってまた少し走るが、最後に左足の小指が痛くなってきた。靴ずれしたようだ。
 ハマイバ前バス停には30分ほど前に着き、足の爪にバンドエイドを貼り、なんとか歩けるようにする。
 ところがバスが発車予定時刻になってもこない。もう真っ暗だしどんどん気温が下がってくる。5分経過した後営業所に電話をしたら中学生の下校時間で遅くなってるようだ。俺って孤独に弱いのか?
 バスは7分ほど遅れてやってきた。
 大月駅に17:40に着き、ジュースとビールを買う。
 15分発の立川行きに乗り、ビールがおいしかった。