3月6日(日)丹沢三峰山(935m)
コース 本厚木駅8:42―9:14煤が谷〜11:37三峰山山頂12:20〜13:10不動尻〜14:05広沢寺温泉入口

 今回は11年程前の1999年(平成11年)12月、忘れもしない入院することになった前日に登った山だ。
 本厚木駅からバスで約30分で煤が谷というバス停に着く。そこから約2時間半で山頂にたどり着ける、高尾山に次いで自宅から近い山だ。標高差約750m。
 この日煤が谷のバス停で降りたのは私を除いて7名ほどだった。
 バス停からすぐ川がありそこから入って行くと200mほどで分岐があり、まっすぐ行くと帰りの不動尻に出るが、右に曲がり三峰山を目指す。登山道は最初は登りも緩いが、物見峠の分岐近くなるとややきつくなる。
 物見峠の分岐点で10分程休み、そこからまたなだらかになった道を進む。
 やがて山頂がまじかになり、塔ノ岳から丹沢山、そして1月22日に下っていった三峰の稜線が見える。

 三峰山800mの標識があり、最後の登りに差し掛かる。雪もまだ残っている。

登りつめると道がヤセオネになり、鎖場が出てくる。
 何回かアップダウンの繰り返しの後、最後は山頂100mの標識からいったん下り、登って山頂に着く。

 山頂には若い人が2グループ4人の人がいた。写真を撮ってもらい、昼食にする。今日は定番のカレーだ。木のテーブルも新しく、縦横とも2m程あり、5〜6人だったら、ゆっくり座れる。ボンベも少なくなってきたので原宿で買った予備のも持ってきた。ご飯が蒸れ、カレールーを温めようと思ったら丁度ガスの出が悪くなり、やがて火も止まったので交換する。予備のボンベは厳冬タイプでパワーが強い。またたく間に沸騰し、カレールーの温めも終了する。今日はご飯もしっかり蒸れており、ルーも温かくばっちりだ。

 昼食の間に2グループとも出発し、一人になる。若い人は何も言わずに出発して行った。そんなもんだ。
 12時過ぎになって途中の休憩場所で一時一緒だった男女がようやく登ってきた。だいぶゆっくりですねと声をかけたら、下で昼食も済ませコーヒーも飲んできましたとのこと。
 12:20にお先にと声をかけて不動尻に向けて出発する。
 下りは雪の残る道のアップダウンが何回か続いたが、急な下りが始まるとあっという間に涸れ沢に出て、あとは沢沿いのなだらかな道になる。
 不動尻には13:05に着くが地図と標識の位置が違っていた。
 やがて煤が谷に分ける道に出て、右に進むと舗装の道になり、山上隧道(トンネル)をくぐる。

 トンネルを過ぎると道は下りになり、車進入禁止のゲートがあり、7〜8台の車が止まっていた。
 川魚の料理を出している店がいいにおいをまき散らしていた。新道の建設も進んでいる
 やがて民家も見え、広沢寺温泉の宿の看板が現れてくるともう里は真近だ。
 くねくねした広い道を進むとバス通りに出て、広沢寺温泉バス停があった。
 本厚木駅まで出て、自宅には16:00に着く。