1月22日(土)塔ノ岳・丹沢山(三峰コース下山)
コース 大倉8:30〜塔ノ岳(11:45〜12:30)〜丹沢山(13:30〜13:40)〜本間ノ頭15:00〜三叉路バス停17:05〜宮ケ瀬バス停(17:15〜17:50)

 1月7日に計画して断念した世附峠〜三国山コースは結局、昨年9月の台風くずれの熱帯低気圧による大雨のため、別の駿河小山からのコースも日帰りでは無理と分かったので、同行のTさんの希望もあり、今回の塔ノ岳から丹沢山のコースになった。

 今回のコースは18年前の93年の10月に行ったコースだ。距離約19km歩行約約8時間のロングコースだ。05年4月には逆コースを歩いている。
 通称大倉〜塔ノ岳の馬鹿尾根は階段が多く、登りに使うことはあまりない。登りとしては18年ぶりになるのではないか。計画では無謀にも7時間で組んでみたが、やはり高低差が約1300mあり、計画の時間では無理だった。

 朝登戸駅で待ち合わせ、小田急線を渋沢駅で降りる。バス停ではすでに10人ほどの人が列を作ってバスを待っていた。
 終点の大倉バス停で降り、身支度を整え、8:30に出発する。稜線に雪は見えないがもちろん簡易なアイゼンは持ってきた。
 きついがポピュラーなコースのようで、かなり多くの人が登りに使っていた。
 堀山の家(小草平)を予定の90分をはるかにオーバーして10:20に通過する。急な階段の連続が始まったのが丁度10:30だ。登り始めてしばらくして富士山が急に眺められるところに出る。
 

花立小屋には11:15に着き、しばし休んで富士山を眺める。

花立小屋からは階段も急でなくなる。
やがて鍋割山からの合流点ノ金冷しに出ると道は雪で凍結している。
 ようやく11:45に塔ノ岳山頂に着く。丁度計画の30分遅れだ。
 予定では丹沢山だったが、早速昼食の準備に取り掛かる。休むため座ると途端に冷気が襲ってくる。セーターと防寒着を着こむ。
 気温が低いのでガスボンベを手で温め、圧力を増させる。この頃スーパーに真空パックのご飯が置いてない。真空パックでないものは嵩張るし、蒸らすのも時間がかかる。ここのところむらす時間が少なく、ぼそぼそのご飯が多かったので、今日は9分以上蒸らしたのでぼそぼそのご飯を食べずに済んだ。
 昼食後富士山を背景に写真を撮るが、雲が早くも上ってきており、鮮明に写らない。近くの人に頼んだ分は富士山が写ってない!


 12:30に山頂を出発し、丹沢山に向かう。北側なので山頂から道が凍結している。反対側から来る人はアイゼンを着けてないので、何とか下れるだろうと着けずに下る。ところがいくら下っても道は凍結しているので途中からつけることにする。同行のTさんのはすぐ装着具がはずれる。下りきったところでアイゼンは外す。
 丹沢山に着く直前に昨年の7月の山で殺した足の爪が剥がれかかる。丹沢山には1:30に着き、山荘にお願いしてバンドエイドをもらう。

宮ケ瀬まで11kmの表示あり、10分休憩し1:40に出発する。ここからの下りはほとんど雪も凍結もない。
 ところが、円山木ノ頭の登り返しが結構きつく、等高線では100mくらいだが、午前中の登りで疲れている脚には200mにも感じた。
 そのあと無名ノ頭や本間ノ頭の登り返しもあったが、大したことはなかった。

 本間ノ頭を3:00に出ると、後は下り一直線だ。ただ、とにかく長い。距離標識もあるが、長く感じる道だ。
 高畑山の分岐で、地図では65分のところ、御殿森ノ頭からの40分と勘違いして、予定したバスに間に合うかもしれないと思い飛ばした。しかし、途中から無理とわかり、あきらめる。
 三叉路バス停には17:05に着く。次のバスにはまだ45分あるので、始発の宮ケ瀬バス停に戻る。
 宮ケ瀬バス停に着くとまた急に寒さが襲ってきて上着を着込む。それでも寒さが襲う。
 バスを待つ間に当たりは真っ暗になる。春から秋までは近くの土産物店が店を開いているが、こんな季節は土日でも営業をしてないのか 折返しのバスはかなり早く来たが、バスの照明を消し、運転手は控室でも行ったようだ。
 停留所にバスが来て車内に乗り込むとホッとする。ただ、汗で首に巻いたタオルか下着が濡れており気持ち悪い。もう1枚持って着て取り換えられるとよかった。
 本厚木駅に着き、小田急線に乗り換え、19:27に登戸駅で同行のTさんと別れ、またの山行きを約束する。