4月24日(日)坪山(1102.7m)・奈良倉山(1349m)
コース 新宿駅ー上野原ICー御岳神社前〜坪山西ルート〜坪山山頂〜(林道)〜佐野峠〜奈良倉山〜松姫峠ー小菅の湯ー新宿駅

 今回もバスツアーだ。期限切れまじかの優待券があり地震や履行中止等で延び延びになっていたチャンスがようやく来て、無事使い切ることができた。
 今回の山は三頭山と雁ヶ腹摺山の丁度中間にある比較的目立たない山だ。ただし坪山は数年前からヒカゲツツジで有名になったようだ。
 新宿駅を7:30に出発して、中央高速を走り、上野原インターから一般道を西北に走る。
登山道入り口の御岳神社前には9:30に着くが、ちょうど上野原駅からの定期バスが満員状態で着いたところだった。すぐそばのトイレには早くも行列ができていた。この時期は臨時便も出るらしい。
 バス通りの商店の前のやや道が広がったところでバスを降り、体操をする。身支度を整えすぐ近くの橋を渡り、登山道に入り、分岐点を西コースにたどる。登山道は西コースと東コースがあり、西コースのほうがヒカゲツツジが多いとのこと。
標高差は550m程度しかないが、上りの連続で、しかも昨日の雨で土が湿っており滑りやすいところが多い。登り始めてから30分ほどでまず赤紫色のミツバツツジが出てきた。

続いてイワウチワが地面に近い所に可憐な姿を現す。

そしてヒカゲツツジも見え始め、赤紫色と薄黄緑色の競演が始まる。

とにかく人が多い。登山者の行列で人の渋滞状態になる。写真を撮るのに夢中になっていたら、いつの間にかツアーにも置いていかれてしまった。




道は狭いし、混んでるからぬかすわけにもいかない。同じ登山者に挟まれて登っていくしかない。やがて、急になり、トラロープが両側に張ってある。掴まって登らないと急なうえ滑りやすいので大変だ。
山頂には11:00過ぎに着く。

 富士山と雲取山も見えた。

 それ以外の山も見えたが山座同定するゆとりもないほど人がいっぱいの状態だ。写真を撮ったらすぐに山頂を後にする。
坪山を過ぎると急に人はいなくなり、登山者は我々のグループだけとなる。広くはないが適当な場所で11:30に昼食の休憩となる。
 昼食を過ぎてしばらく進んだ分岐点で、何故かリーダーが右の細い方の道へ入りだす。しかも下り道だ。まっすぐの道のほうが広くて歩きやすいのになぜだろうかと周りの人も疑問に思った。道はさらに狭くなり、あまり歩かれてない状態で、落ち葉が積っていて、さらに悪いことにややがれ状態で歩きにくい道となり、心細くなる。それでも途中からは道がはっきりしだし、平らな道からやや登りになった。
 20分ほどで合流点に出た。先頭のリーダーはここでそのまま右に行こうとしたが、最後尾のツアーコンダクターの人が「おかしい。ここは左に行くところだ」と言って、先頭のリーダーを呼びとめた。改めて地図を見ると、左に行かないと下ってしまうところだった。リーダーはコンダクターに「勝手に行っちゃダメでしょ。チャンと地図を見なければ」と注意されていた。
 左手に進路をとり、平らで歩きやすくなった道を進む。そんなこんなで狭い道を行ったりしたのでここで結構時間を食ってしまっていた。
 やがて四差路に出る。左手からの道は今回細い道を通らなければ歩いてきた道、正面は西原峠に出る道、そして右手の道がこれから進む佐野峠から奈良倉山への道だ。
右手に進むと途中で富士山が左手に大きく見えるところに出た。

 やがて、左手に林道が見えてくる。やがてその林道と合流し、広い道を歩くようになった。ただし結構アップダウンはあった。。
 林道の地図上に佐野峠とか十文字峠という名称はあったが、実際には名称版らしきものは何もなかった。
やがて14時過ぎに奈良倉山という表示が出てきたので、右手に入り、再び山道らくしなったかと思うと5分で山頂に着く。
カタクリの花
山頂直下の展望所から富士山もよく見渡せる。

10分ほど休憩して松姫峠へ下る。松姫峠にはすでにバスも到着しており、体をほぐす体操をしてから乗り込む。
小菅の湯には14:40に着き、16:00まで湯につかったり、おいしいビールを飲んだりする。
帰りはまた上野原に出て中央高速で新宿駅に向かい、18:20に新宿駅に着き解散となる。