3月17日(日)棚横手山(1306m)・甲州高尾山(1092m)
コース 自宅―勝沼ぶどう郷駅ー大滝不動ー富士見台ー棚横手山ー甲州高尾山ー大善寺前―勝沼ぶどう郷駅―自宅

 5か月ぶりのホームページ掲載の山行きです。今回はT君のリクエストで甲州高尾山に行ってきました。私にとっては8年前の2005年12月に行った山です。道を間違えたりしたが、あんまり山らしくない山だったことを覚えている。今回は雲ひとつないいい天候に恵まれた山でした。
 登戸駅で待ち合わせして、立川駅、高尾駅と乗り継いで、勝沼ぶどう郷駅に着いたのは8時40分だった。前回と同じように駅の目の前には、雪をかぶった南アルプスの展望が広がっていた。

ガードをくぐって、舗装された道をくねくねと登り、ぶどう畑の中を歩き、やがて畑も終わって、杉林の道になる。日向は温かいが、日陰になると腕が冷たくなるほど気温の変化が激しい。
 やがて大滝不動に着き、急な石の階段を上って、本殿と社務所のあるところに出る。誰もいないので前回と同じように静かな寺だった。本殿の裏の大滝は落差はあるが水量も少なく、少しさびしい。右方向に道が見え、登っていく。やがて展望台に出るが、ここからは富士は見えない。展望台からいったん戻って、標識に沿って富士見台へ向かう。日曜日だと言うのに、上の方でチェーンソーを使っている音がする。富士見台に出ると正面に富士山が顔を出していた。

 稜線ではチェーンソーを使って木を切るなどの作業をしている人が5〜6人いた。ここからは一旦左方向の棚横手山に向かう。ところが前回来た時と違って、登山道が途中で舗装された林道で切断されている。登る気が失せてくるような山になってしまったようだ。
棚横手山に11時30分に着いたので昼食にする。

 富士山は早くも雲がかかり始めていた。昼食はお土産にもらったレトルトカレーだ。昼食を食べている間に富士山にかかりはじめたた雲はすっかり覆い、もう山裾の一部しか見えなくなってしまった。
 棚横手山から元来た道を引き返し、富士見台を過ぎてから山作業の人があちこちで休憩をしている脇を通りすぎる。甲州高尾山は1090mほどしかないので登りも楽だ。

 そのまま直進し、林道を横切って、甲府盆地を眼下に見ながら、一気に下る。
 大善寺の国道に出てからはもう車の多い、市街地の道だ。勝沼ぶどう郷駅には2時45分に着く。のどが渇いたが売店もなくビールも買えない。高尾、立川で乗り換え登戸駅に5時に着いてT君と別れ自宅に5時半に戻る。