6月4日(火)~5日(水)尾瀬
コース1日目 自宅ー関越沼田―戸倉ー鳩待峠~山の鼻~竜宮小屋
    2日目 竜宮小屋~山の鼻~鳩待峠―戸倉ー関越沼田ー自宅

 今回は尾瀬だ。1999年10月以来14年ぶりだ。今まで連れて行ったことがなかった長男夫婦と一緒に行く。今年は5月29日に関東地方は梅雨に入ったが、30日以降一向に雨が降る様子がない。
 車で関越を沼田で降り、戸倉に10時半過ぎに着く。駐車場はすでに近いところが満杯だった。
 バスで鳩待峠に着くと、かなりの登山客が大勢いる。もちろん団体と思われる人も多かった。至仏山は残雪のため登山禁止になっている。
 昼食後、下り始める。道はすっかり整備され、入口には入山者のカウンターまである。

 5~6分下るともう木道が始まる。階段もしっかり木の階段が整備されている。
 至仏山が残雪の多さを見せている。

 山の鼻手前で水芭蕉の群生が姿を現す。

 山の鼻も人が多い。特に生徒が多く目立った。尾瀬に近い学校はいいなと感じた。
 嫁さんが初めての山靴と長歩きで疲れたのか、足を揉みだし、頭が痛くなってきたと言う。
 尾瀬ヶ原に出ると、水芭蕉があちこちで咲き誇っている。やはり水の周囲に多い。

至仏や墜ヶ岳も眺めがいい。

池塘に映る逆墜
 流れには小魚が、流れのない池には赤腹イモリがいて、時々水面に空気を水面に上がってくる。おなかを見ると赤い色だ。

       ⇑ 写真の上の方に赤腹イモリ

 しかし、牛首十字路を過ぎると、尾瀬ヶ原が全体的に黒っぽくなり、それにつれて水芭蕉も流れがあるところを除くと、だんだん少なくなる。途中(午後2時43分頃)なんと写真機の充電不足により、バッテリーがなくなるというハプニングが発生する。
ポスター等で有名な下ノ大堀と至仏山
 
のんびりと写真を撮りながら歩いたので、竜宮小屋には3時40分ごろ到着する。
 受付を済ませた後、部屋に行く。お年を召した5人のグループと相部屋だった。休憩後、4時に体の汗を流しに行く。石鹸もシャンプーも当然使えないので、汗を流すだけ。風呂場も狭く4人入れば身動きが取れない。
 部屋に戻ってから、早速持ってきた酒(焼酎やワイン)を飲む。嫁さんは頭が痛いと言って夕食近くまで寝ていた。
 夕食後は酒の酔いと疲れのため、早々と寝る。夜は人息れのため部屋の中は暑かった。11時半ごろ目を覚ますが明日のことを考え、外にもいかなかった。行っていればきれいな夜空と星が見えただろうに…。

 次の日は4時前に目が覚め、外に出たら霧が立ち込めていた。寒い。後で聞いたら4℃近くまで下がったらしい。
 4時過ぎには起きる。陽が昇るにつれ、だんだん霧がはれ、周囲の山も見え始め、気温も上昇する。
 朝食前に十字路の方面を散歩してみる。大きな流れがあり、ここから先は福島県の表示があった。

 6時の朝食後、出発する時は、すっかり晴れ上がり、霧も消えていた。

 のんびりと十字路まで歩き、東電小屋方面とアヤメ平方面にそれぞれに分かれて行ってみる。
 山の鼻まで歩いて行くうちに気温も上昇し暑くなってきたので半そでになる。
 山の鼻でコーヒーと牛乳を飲む。水芭蕉が少ないですねとヒュッテの人に話しかけたら、鹿が花の芽を食べてしまうらしい。
 10時半に山の鼻を出発し、11時35分には鳩待峠に着く。

若いから登り道を早く歩く体力はあるようだ。
 
 11時50分のバスで戸倉に行き、車に乗り換え、途中昼食を食べる。食べたお店の蕎麦や盛りだくさんの山菜のてんぷらはおいしかった。
 関越で練馬を5時過ぎに降りる。
 自宅にはこの日の朝発生した、突然の用事を済ませて、10時半に戻る。

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