10月6日(日)達沢山・笹子峠
コース 自宅6:20ー6:45登戸駅6:58ー9:25石和温泉駅9:50ー10:15立沢バス停〜11:50達沢山12:30〜12:50ナットウ箱山〜13:15京土山〜14:15カヤノキビラノ頭〜15:00中尾根ノ頭15:10〜15:30笹子峠〜17:10甲斐大和駅17:31ー19:50登戸駅―20:10自宅

 今回は2011年4月行った逆コースだ。あの当時は東日本大震災からすぐだったので、山に行くにも緊張感があったことを思い出した。電車のダイヤが結構乱れていたので、日帰りでも帰るのが遅くなる危険性があったので、あまり山に行く気にもならなかったので、貴重な山行きだった。
 T君と登戸駅で合流し、立川駅に向かう。8月以降2カ月しかたっていないが、北海道の百制覇があったり、リベンジの山があったり、震災ボランティアに行ったりで話題が尽きない。
 立川駅で中央線に乗り換え、笹子トンネルを抜けると、いい天気。空一面に青空が広がっていた。
 石和温泉駅で降り、まっすぐの道をバス停に向かう。やや遅れてバスが来て乗る。
 立沢バス停で降り、標識に沿って達沢山へ向かう。山梨百名山とあって標識はしっかりしている。
 長い舗装道を抜けると、ジグザグの山道になり、やがてだんだん勾配がきつくなる。コースタイムの1時間20分かかって分岐点に着く。尾根道は陽も当たっていて気持ちがいい。
 達沢山到着は11:50にもなっていたので早速昼食にする。

アンテナの多い三つ峠山が正面に見えた。
 昼食後、道を戻って分岐点から笹子峠へ向かう。結構アップダウンはあった。
 ナットウ箱山、

京土山

は道もしっかりしている。カヤノキビラノ頭への途中で1か所、道がややわかりにくい所があった。

 そして、・・・・カヤノビラキノ頭ももうすぐの所に来たら、急に、近くの藪で「ガサガサ」という音とともに熊の「ガオッ」という声が聞こえた。
 これは熊にちがいない!と思い、熊が藪から顔を出す前に、大きな声を発して、熊の声が聞こえた方向へ向かって威嚇した。
 すると、「ガサガサ」という音がしたかと思うと急に静かになった。
 T君の方を見たら、「熊の後姿を見た」と言っていた。。大きさは小熊のようだった

ゾーとした。もし、大きな熊だったら!もしいきなり藪から出てきたら!もし一人だったら!


 少しの間、様子を見て、足早に進みだす。
 カヤノキビラノ頭にもすぐ着いた。
熊を見たぞー
が、休む気はしなかったので、写真を撮ったらすぐ出発した。
途中富士山が見える。

 途中木のベンチがある所で左(北)の方向へ向きを変え、中尾根ノ頭へ着いてようやく安心するとともに、一休みする。
 後は下って笹子峠に着く。
 笹子峠からは「甲斐大和駅2時間30分」とあったが、これはやや大げさなコースタイムだ。
 笹子峠から15分ほどで林道に出て、あとは舗装道を下り、甲斐大和駅まで1時間40分で着く。

 こんな近くの山にもやはり熊はいるということを改めて知った山だった。

感想書き込みはこちらからどうぞ