登山口からは高い杉の林の中の道。やがて川沿いの石の道から分岐点を左方向に進み、前岳を目指す。川沿いの道がややわかりにくい。
前岳と書いてある木製の小さな標識から急登になる。空には雲が出てきて暗くなる。道は狭いが両側に樹がしっかりと茂っていて、幹をつかみながら登れるので楽な登りになった。幹がちょうど掴みやすい太さのせいもある。予定より早く前岳に着いたのでとりあえず山頂を目指す。
山頂にちょうど１２時に着いたので早速昼食にする。
反対側の池の平から登ってくる人が数名いた。富士山はその姿さえ見せない。
あきらめて昼食後早々と下り、１本前のバスに乗ることにする。前岳からは幹をつかみながら下りも楽だった。
バス停には早めに着きパンをかじりながらバスを待つ。他に７〜８人登山者がいた。