11月3日(金・祝) 富士山精進湖口登山道下る
コース 自宅6:00ー9:40富士山4.5合目奥庭バス停~9:50奥庭荘10:10~12:00三合目広場12:30~13:15二合目車道~13:50一合目車道~14:50富士風穴~16:25赤池バス停17:35ー18:30河口湖駅19:14ー22:25自宅

 今回はテレビ放送で富士山精進湖口からの登山で、精進湖のほとりから奥庭荘まで登る放映あった。調べてみたら、このコースタイムは7時間で、しかも約1300mの登りだ。これでは日帰りは無理だし、この標高差は今の私にはとても無理だ。仕方なく、同じルートを下るコースを選んだ。丁度T君との御中道が中止になり、残念に思っていたところだった。しかも、最後は青木ヶ原の樹海の中の道だ!!
 当日は3連休の初日、朝から快晴だった。でも高尾駅からの車内はそれほど一杯ではなかった。富士山駅で降りる。富士山に雪がない!

 富士急行山梨バスに乗り換えるが、車内は国際色豊かで、日本人が肩身が狭い?
 奥庭バス停で降りたのは私だけ。

 奥庭荘に行く道は立派な石畳だ。


 奥庭には展望台があるらしいので、まずそこに行く。西方向に展望が開けていて、雲一つないので、南アルプスが、甲斐駒からずっと南の方まで見える。


かすかに右方向に見える雪をかぶった山は北アルプスか。

 家族連れにどこに行くのかと聞かれ、地図を広げたが、今日はコースタイム5時間半と時間もかかり、ゆっくりしてられない。この時期に懐中電灯を忘れたことに気が付いたのだ。

 奥庭荘に戻り、下り始める。道幅もあり、大きな石が敷かれていて下りやすいが、石の凹凸があり、足をつく位置に戸惑う。
 途中から、倒木が多くなり、天然のフイールドアスレチックだ。

 三合目に出ると、大きな広場状になっていて、ちょうど12時になったので、昼食にする。夫婦が一組いた。

 昼食を30分で切り上げ、下る。ここまでくると勾配はゆるやかだが、火山の噴火石は多く、遊んでいるので、注意しないと捻挫する。

 三合目の車道の下を通ると、倒木は伐採され、道はまっすぐになる。


 二合目の車道の手前から紅葉が目だつ。



 二合目の車道を横切ると、いよいよ青木ヶ原の樹海に入ってくる。左右はコケが多く、日もあまり当たらない。途中自衛隊員が訓練しているところに出くわす。


 風穴は丁度探検隊?がいて、案内人に先導され、ライト付きのヘルメットをかぶり、赤や青の探検服を着ており、洞窟内に入ろうとしていた。

 さらに車道に出ると、林は明るくなり、青木ヶ原の樹海は終わりのようだ。
 車道の先の道が良く分からず、探していたら、風穴にいた中国人らしき青年二人に追いつかれ、入口を誘導してもらう。道は落ち葉が多く、わかりにくくなったので、見失わないようにと思ったが、何せ早い!足も疲れてきたので、ストックを出し、追いつこうとするが、どんどん離される。
 だんだん道も鮮明になってきたが、足の疲れはピークに達する。
 日も傾き、日没も近くなったころ、ようやくあと300mの標識が見えホッとする。

 車の多い精進湖口の道路も見え、信号のあるT字路で先ほどの中国人が手を振っているのを見つける。

 ちょうどお店があったので、ジュースともってき忘れたパンの代わりに甘いお菓子を買う。

 バスは30分後に来る予定だが、どうやら遅れているらしい。ここで嫌なことを思い出した。というのも、前々回T君と来た時、15分待たされた。前回も同じく15分遅れてきた。しょうがないなと思ったが、3連休だし仕方がないか。だんだん寒くなってきた。が、20待っても来ないので、バス会社に電話する。もうしばらくお待ちくださいと言われたが、来ない。30分待って再度電話したら、あと10分ほどで参りますとのこと。
 丁度40分遅れでバスはやってきた。すっかり鼻かぜ状態になってしまった。

 河口湖駅に着いたら、今度は電車の接続が悪く、駅で40分待ちだ。

 結局自宅に着いたのは10時30分少し前になっていた。

 翌日は耳鼻科に行って、2日間は久々に筋肉痛に悩まされる。でも楽しかった!

 登るコースとしては最初が長いし、標高差もあり、つらい登山だろう。