6月25日  富士山御中道
コース 自宅6:10ー9:25富士山駅9:40ー10:45スバルライン五合目11:00~11:55四阿休憩所12:30~12:40通行止め表示板~「800」表示板~滑沢~仏石流し~一番沢~14:10前沢(折返し)14:15~14:50一番沢~仏石流し~14:58滑沢~15:16「800」表示板~15:45御庭山荘跡~16:05御庭バス停16:28ー17:10富士山駅17:37ー20:45自宅

 今回は今まで計画したが、諸般の事情(台風によるスバルライン通行止め、冬季閉鎖)で行けなかったので、再度挑戦した。
 梅雨の合間の晴れの日を狙って行ってみた。

 スバルライン五合目の停留場のバスを降りる前、ゲートが開いていることを確認し、ホッとする。多くの人が出入りしている。

 いよいよ出発だ。

 石畳が二枚帯状に敷いてあり、整備はされているようだ。ただ石畳のわきは噴火の小石で、踏ん張りがきかず、滑りやすい。
 両側にはツゲなどの木が繁っていて、気温も20度で涼しい。平なので助かる。ずっとこんな道が続くのかなと思ってしまうが、これが大きな間違いの元だった。
 
 出発の時山頂がガスっていたが、途中から見えだす。


小さな花も咲いている。

 1時間ほどで四阿のある休憩場所に着き昼食にする。すぐ脇に小さな休火山があった。
 
 昼食後、地図では御庭山荘が荒廃となっていたが、周囲の石垣が残っているだけで、取り壊され跡形もなかった。

 そこから歩いて2~3分で左方向へ狭い道の分岐点があり、たまたまいたカップルが「通行止めで行けない」と言っていた。
 確かに左の道が大沢崩れへ進む道だ。とにかく行ってみたら、トラロープにかけられた茶色の通行止めの標識があった。

 どうしようかと一瞬思ったが、3回目にようやくこれたのだから、行けるところまで行くことにした。
 やがて、道も少し広くなり、進みやすくなる。

 20分ほど歩いただろうか、何か作業員らしき人たちとすれ違った。思わず、この先行けるのか尋ねる。
 そうしたら、「この先すぐに「800」と書かれた板があるので、そこを右方向へ脇道に進むと踏み跡がある。ただし、1時間ほどかかる」と教えてくれた。
 
 確かにものの5分と経たないうちにその板を見つける。
 まっすぐ行く道が普通の道に見えるが、右方向へ踏み跡が明確にある。

 
教えられた通り、踏み跡の道に進むと、やがて滑沢に出る。


 
 さらに進むと別の沢(仏石流)に出る。
 平だと思っていた道がそうではないし、疲れてきて、コースタイムがかかったので、最終バス(御庭発16:23)に間に合うよう14:10には折返そうと話し合う。
 
 さらに行くと、今度は道にロープがあり、左方向へ上るように誘導のロープがあった。だいぶ疲れてきたので、これは応えた。
 登りはすぐ終わったが、登りきったところに、左側に通行止めのロープがあり、これは先ほどの「800」からの道らしいと分かる。

 さらに進むと、大きい沢(一番沢)が現れる。

 越えると、地図上にある下り道になる。

 もうあとすぐと思ったが、平になりしばらくしたら、最後の沢(前沢)が出てきた。ここはかなり荒れていて、越えるのに苦労する。

 前沢を越えたら、さらに下りの道が出てきた。
 休んで、時計を見たら、もう14:10になっていたので、諦めて引き返すことにする。

 帰り道は時間もかからずに意外とスムーズに歩けた。帰り道ハチの巣を見つける。

 分岐点に戻って、バス通りへの左へ下る。

 御庭バス停は16:05に着く。バスは5~6分遅れてきたが、満員かと思ったが、座れたので、駅に着くまで今朝のW杯の早起き寝不足を少しは解消できた。

 登戸駅には20:12に着き、T君と別れる。