1月5日十国峠
コース 自宅6:30ー8:15湯河原駅~9:50七尾峠9:55~10:20岩戸山入り口~11:30岩戸山11:35~12:20十国峠13:15~14:00岩戸山~14:24バス停14:25~14:50熱海駅15:15ー小田原15:36向ヶ丘遊園17:01原ヶ谷戸17:21ー17:30自宅

 今回十国峠は5回目。ただし真冬は初めて。晴天なので富士山を期待する。今まで富士山をここから見たことがない。いつも雲の中だった。
 小田急線で新松田駅手前で富士山の姿が鮮明に見えた。これは期待できる。小田原駅に着く前まで右方向に鮮明に見え続けた。
 湯河原駅に着くと登山者の数がちらほらとある。皆どこに行くのかわからないが、十国峠は今日行って損はないと確信する。
 海岸通りの近くまで行って、急なコンクリートのいつもの道から入る。
 コンクリートがなくなり、土の道が始まるまでまで約40分きつい道が続く。土の道になるとほぼ平らになり、ホッとする。小さい水道施設があり、右方向に行くと左側に錆びた金網が続く。左に海が見え輝いてきれいだ。空気が澄んでいるのがわかる。


 やがて右に曲がると車の音が聞こえ、別荘や保養施設のある一帯に出る。岩戸山入り口まで舗装道だ。普段人に合わないが、今日は明日から仕事始めなのか、コート姿の人がバス停にいる。山の格好の俺が場違いの人のような雰囲気だ。

 急勾配の道を進み、柵が現れ車道に通せんぼしているところを抜け、岩戸山入り口に着く。最初は緩いが階段が現れ、最後がジグザグの急登になる。急登でいつも休みながらになってしまう。山頂に着く手前で右手に富士山が現れる。まだ雲は出ていない。

 岩戸山に着くと、いつも人がいる。今回も3グループ、都合15~6人の人がいた。熱海の街が望める狭い山頂はこの時間人でごった返す。きょうは大島だけでなく伊豆半島の海岸線沿いに御蔵島まで見える。

 混んだ山頂はさすがに御免こうむりたいので、あとにする。右側に林越しに富士山を見ながら、


 緩やかになった道を足早に東光寺を目指す。寺は今日も志静か。そのまま十国峠へと向かう。

 十国峠のケーブルカー駅の向こうに富士山が見えてくる。もう12時になったのに、雲はない。素晴らしい景色だ。


 峠について思わず見とれてしまった。


 見とれてしまったついでに4~5人の人のシャッターを押してあげる。この貴重な時間を少しでも長くいたかった。なぜか二人用のソファーが富士山を見る方向に置かれていた。(座りにくいから誰も座らなかった)
 富士山だけでなく、南アルプス(聖や光や大無間山)駿河湾や真鶴半島も鮮明に見えた。

 観光客のいないスペースを見つけてお昼にする。作りながらも、食べながらも富士山を飽きず眺めていた。

でも、12時45分を過ぎたころに雲が出始め、13時20分までいたが、最初は山の刃やがて山頂をも覆いつくした。


 食事がすみ、東光寺へ戻る下り坂の手前、ケーブルカーの駅舎越しの富士山が見えなくなると、サヨナラをする。今度いつ来たら今日のように鮮明にその姿を見せてくれるだろうか。

岩戸山の手前でまた少し雲が消えてきていた


 岩戸山まで戻っても御蔵島や伊豆半島の海岸線はまだ鮮明に見えた

 岩戸山入り口で少し休憩したが、バス停に着いたらちょうど1分後にバスが来て、熱海駅に出て、東海道線で小田原駅まで行く。