7月2日 玄岳(799m)(標高差450m)
コース自宅8:10―8:20施設ー8:40登戸駅8:49-10:42熱海駅10:55―11:13バス停11:20~12:45熱海新道陸橋12:50~13:30玄岳山頂14:10~14:30熱海新道陸橋14:35~15:20玄岳ハイクコース入口バス停15:36ー15:56熱海駅16:06ー16:27小田原16:35ー17:49登戸駅17:50ー18:10自宅

 コロナウイルス蔓延により、外出規制が出て、春はおろか、5月の山行きにふさわしい時期も当然山への気分が遠のいた。このままでは山行きが秋になってしまう。ということで、梅雨の中休みを見計らって、山へ行ってきました。久しぶりのため、ストックを忘れたのが今回の失敗の原因だ。

 玄岳は十国峠の南にあり、標高もほぼ同じだが、ルートは一つしかない。麓(バス停)からの標高差も約450m。やや物足りないと思っていた。。 ただし、季節はもう夏、晴れれば30度にもなる。暑さとそれにマスクは外せないので、体力を使いそうだ。
 小田原から相模湾越しに湘南のきれいな砂浜と三浦半島それに房総半島も見えている。山へ行くために電車に乗る外出はこういう楽しみもある。

 熱海駅で降り、バスを待つと玄岳入口方面に、別のバスが止まり、玄岳入口の一つ手前まで行くという。時間もも20分早いので、乗って、見る。

 ところが、バス停で降りてみると、玄岳方面は急勾配の坂になっていて、玄岳ハイクコース入口バス停まで結構登る。
 
 さらに山道の入り口までも急勾配の舗装道だ。

 登山道に入ると樹が生い茂り、陽こそ当たらないが、展望はまるでない。ただ、時折下から吹く風が涼しくて気持ちがいい。
 途中から川のそばになり、沢を見ながら登る。浮石が多く、足元に注意が必要だ。

 登山口から途中の熱海新道まで1時間かかる。横断する登山者のための橋があり、標高は534mと表示がある。約230m登ったのでまだ220mもある。
 
 新道から先は浮石が少くなくなり歩きやすい。

 ようやく1時過ぎに森を抜け、下に熱海の市街地が見えた。


 そこからは山頂が見え、登りも緩くなる。

 最後の登りもきつく感じ2~3回休む。

 山頂には樹がないので、富士山や駿河湾や箱根の山々が見えて気持ちがいい。しかし、コースタイム100分のところ、150分もかかってしまったので、あまりゆっくりとしてられない。
 風が強いので笹藪のそばの風の弱い場所に落ち着き、遅い昼食とする。休憩中に一人男性が登ってきた。

 2時過ぎに山頂を後にする。

 所が、足に疲れが出ていて、早く下れない。バス停には3時6分につかないと所定の時間に帰り着かない。もしくは新幹線を使うとかあるいはロマンスカーを使うとかまたは駅からタクシーしなければならない。中間地点の熱海新道には2時30分に着き、何とか間に合いそうだった。が、ここから疲れが増して、気ばかり焦る。

 山道を抜け、舗装道に着いたときはすでに3時を少し回っていた。急な舗装された坂道は緩い山道よりさらにきつい。
 疲れで、後ろ向きに下ったり、左右に振れて下ることになる。バス停には3時20分に着く。

 予定のバスはすでに発車し、次のバスを待つ。18時自宅着に間に合わないので、新幹線またはロマンスカー最悪登戸駅からタクシーだ。 しかし、ジョルダンの時刻表検索には小田急電鉄のロマンスカーが出てこない。熱海小田原間は新幹線では速く帰れる可能性は低い。。
 
 結局登戸駅からタクシーに乗り、何とか所定の時間に自宅に帰り着けた。