12月31日 天城山
コース 自宅6:10ー7:44小田原駅7:57ー9:00伊東駅9:05ー9:40天城高原ゴルフ場9:45〜10:50万二郎岳〜12:00万三郎岳13:00〜14:45天城高原ゴルフ場15:35ー18:00伊豆高原駅18:10ー19:45横浜駅19:55ー21:00自宅
標高 天城高原ゴルフ場バス停1050m 万二郎岳1299m 万三郎岳1407m

                万二郎岳山頂にて                                         万三郎岳山頂にて

朝5:30に起きるが外はまだ真っ暗。曇っているせいかそんなに寒くはない。ただ27日に湯冷めから風邪をひき、まだ治りきっていないので用心のため少し余分に着ていくことにする。いつもの通りバイクで向ヶ丘遊園駅に向かう。6:44発の急行小田原行に乗る。車内には新宿駅からの朝帰りの人がかなり乗っていた。リュックを持った人も何人かおり、金剛杖を持っている人はこれから富士山のご来光を拝むためだろうか、新松田駅で電車を降りて行った。終点小田原駅で降り、JRに乗り換えるために1番線ホームに行き、乗車予定のホーム中央付近で電車の到着を待つ。
 さて予定通りに友人T氏と合流し、伊東駅へ向かう。ところが根津駅でJR線に10分ほど遅れが出て熱海駅では電車が待っていてくれたので、間に合ったが、、伊東駅では乗る予定のバスに間に合わなかった。仕方なく、同じ方面へ向かう人と3人でタクシーに乗る。
 登山口の天城高原ゴルフ場は大晦日のためか静かで、ゴルフをする人も見かけなかった。登山道入口には「天城山脈縦走路入口」の標柱と「案内地図」があった。道は緩やかな登りで、ところどころ丸太で階段も整備されて歩きやすい。樹木はアセビやサルスベリが目立つ。外気温は低いが、会うりていると熱くなり、汗をかいてくるのでこまめに服を脱いで調節する。西のほうは晴れており、駿河湾がかすかに見える。万次郎だけの頂上は樹木が生い茂り展望は利かず、ゆっくり休むスペースもない。標高は1320mとあるが、山の地図には1294mとある。36mも違う。夫婦で来ている人と後は一人できている人が3〜4人いるだけだった。
 万次郎岳を過ぎると、少し下り、登ってまた下ると「石楠立(はなだて」に着く。このあたりからシャクナゲの木が目立つようになる。
 はなだてからしばらく進み、万三郎岳が見えてきたと思ったら、手前の木の上のほうが白くなっているのが見えた。近づいて見ると雪ではないが、この付近は風の通り道になっている鞍部で、風が冷たく木に氷がつき、樹氷のようになっている。この日(12月31日)は寒く、二つの山の間の峠では、駿河湾から相模湾にぬける冷たい気流で、樹の枝に樹氷ができたようだ。峠で樹氷を撮影しようとしたが、カメラのシャッターも下りず、参った。そのうち手の感覚もなくなってきたので、急いで手袋をする。
 万三郎岳の山頂は万次郎岳に比べると広くベンチもある。気温計は氷点下2度をさしていた。道のわきにはアセビが多く繁っていた。シャクナゲでも有名な山だが、アセビも満開の時期は見事なようだ。寒い山頂での暖かいラーメンはおいしかった。食事を終えるとまた寒くなってきたので、いそいそと山頂を後にする。
 十字路まで一気に下る。十字路からの道は山腹をまいて作られていて起伏も緩やかだ。やがて出発点の天城高原ゴルフ場に戻る。
 レストハウスの入り口には「登山靴での入場はご遠慮ください」とあったが、寒くてたまらず、少しの間温まらせてもらう。
 バスは2〜3分遅れてきた。朝は遅れた電車を待ってくれないし、帰りは早く来てバスの中にいさせてもらえないので、このバス会社のサービス精神はあまりないようだ。バスの中も暖房が利いていなく寒い。
 帰りは退職した先輩が住んでいる別荘に寄って特急天城号に乗って帰った。